さあ後半だ。ここまでは順調すぎるほど、順調な走り・・・1年間のトレーニングの成果だ。
○30km 02:48:14 (2:47:33) 0:27:04 11:58:14
25キロから30キロは、東日本橋から浅草雷門前を折り返し両国あたりまでだ。去年、この部分がもっとも苦しかった。走っているのがつらかった。その辛さに負け、コースで一番歩いてしまった部分だ・・・そのこともあり、今年は是が非でも走り切ってやるという不退転の思いでこの区間を走っていた。
浅草雷門前では、浅草の芸者衆がコースわきで笛や太鼓で応援してくれていた。そのほかにも当然観光客の人たちが大勢沿道で応援してくれていた。心強かったね。雷門前、並木通りと言えば、並木藪さんだが、お昼時だというのにこの日は行列がなかった(少なくとも僕が通過した時は)。「鴨南食べたい」と思いながら走り抜けた。去年はこんな余裕なかったのにねえ(笑)
そしてすぐ脇を流れる隅田川、そのテラスはいつもの練習コースだと思ったかと今思い出してみると、そんなことは全然考えてなかった。さてもうすぐまた浜町、人形町の街並みに戻ってくる。いよいよ大詰めだ。
○35km 03:18:22 (3:17:41) 0:30:08 12:28:2
30キロから35キロは東日本橋から築地4丁目まで。この区間が今回唯一ラップタイムが30分を超えてしまったところだ。やはり疲れてきていたのだろうと思う。人形町の日高屋さんの前で2度目のスペシャルドリンクとバナナの供給を受け、しばし歓談(笑) 実際、バナナはお腹いっぱいで食べられず、ゴールまで、そして自宅まで持ち帰ってくることになったが、アミノピュア入りのアミノバリューは走りながら飲みほして、最後の力を振り絞るのに役立ったのだと思う。
そして再スタート。ここからが最後の10キロだ。ここをどう走りぬくかでこのマラソンの結果が決まる・・・一番大切な10キロ。実際はかなり足がつらくなってきていた。左足のひざ裏と書くようになると予想していたが、実際、違和感が出てきたのは左足アキレス腱周囲の部分。昨年暮れ、地下鉄の階段を踏み外して痛めたところが今頃になって出た。それから右足ふくらはぎ・・・嫌な違和感が時々ピリッと走る・・・ここからゴールまで「パンクせずに持ってくれ」とピリッと来るたびに念じながら走ることになる。
足に不安は出てきたものの、やはり知っている街並みを走るというのは気分的に楽だ。築地4丁目の交差点を過ぎ、いよいよ残り7キロちょっとになる。これから佃大橋などいくつかの橋を超えることになる。
○40km 03:45:13 (3:44:32) 0:26:51 12:55:13
入船橋の交差点を右折すると眼前に現れるのが佃大橋。初めて東京マラソンを走る人はこの光景を見た瞬間、唖然とするに違いない。体はくたばっていて、あと一息と自分に言い聞かせながら走っているときに、あの佃大橋への上り坂が目に飛び込んでくるのだから。そこをランナーが黙々と駆け上がっていく者もいれば、力尽きて歩く人もいる。そして沿道の声援も少なくなるのが、このあたり。
自分は比較的元気に登って行った。そして登ればかならず下りがあるのが河を渡るコースの特徴。下り坂は得意な方なのでスピードを上げたいのだが、そこはほれ、左足アキレス腱と右足ふくらはぎが爆弾になっているので、無理はできない。実際、右足はピリッと何回もきたし、走っていて怖かった。
自分としてはバテバテで走っていて、横をスタイルのいいビジョガーが走り抜けていこうものなら、なぜ彼女らはこの期に及んでまだあれだけ走れるのか・・・しかも軽快に!と思いながら必死に食らいついて行った。結果、この5キロのラップタイムは、今回の最高、26分台で走りきることができた。
35キロから40キロで最高のタイムが出せたのは望外の幸せだ。オーバーペースにならずコンスタントに走ってこれた結果だから。自分の中でのレースマネジメントは一応合格!
○Finish 03:56:52 (3:56:11) 0:11:39 13:06:52
そして最後の2.195キロ。歯を食いしばって走っていた。是が非でも4時間を切りたいっていう一念だけで走っていた。数分の余裕があるだろうとは頭の中で計算していたけれど、ゴールするまで何があるか分からないし、どうせなら1秒でも早くゴールしたいという気持ち、その一方で、いつ壊れるか分からない両足。ハラハラもんでしたよ。
そして最後、東京ビックサイトのゴール地点に向かう最後の直線に入ったとき、目の前にゲートが現れた・・・ゴールかと思った・・・見事に間違えたね。よく見ればあと195メートルって書いてあるじゃん。やられたって感じ。その最後の195メートルは長かった[E:happy02]
そいてゴール。昨年より50分ぐらい早くサブ4でゴール!!!
年明け前の右ひざ上の痛み、左アキレス腱のけが、年明け後のぎっくり腰、左ひざ裏の痛みなどなど12月以降は練習もけがの悪化を恐れながらびくびくしてやっていた。決して準備万端ではなかったけど、4時間が切れたことは本当に良かった。
いろいろな人にお世話になった。エミさんには受験生がいるみたいだとまで言わせてしまった。本当にみなさんのおかげで完走できた。ありがとうござました[E:heart04]
最後に今回のレースの距離ごとのラップを再掲しておこう。
地点名 スプリット (ネットタイム) ラップ 通過時間
5km 00:28:25 (0:27:44) 0:27:44 9:38:25
10km 00:55:50 (0:55:09) 0:27:25 10:05:50
15km 01:25:49 (1:25:08) 0:29:59 10:35:49
20km 01:52:52 (1:52:11) 0:27:03 11:02:52
25km 02:21:10 (2:20:29) 0:28:18 11:31:10
30km 02:48:14 (2:47:33) 0:27:04 11:58:14
35km 03:18:22 (3:17:41) 0:30:08 12:28:22
40km 03:45:13 (3:44:32) 0:26:51 12:55:13
Finish 03:56:52 (3:56:11) 0:11:39 13:06:52
シューズはこれ。adizero pro。一番ソールの薄いプロ仕様のもの。2011年の後半あたりからアディダスの商品ラインナップからこれが消えてしまっていてどうなったのかと思ったら、Takumiが発表された。proはTakumiに進化してわれわれの前に再登場したといったところだろう(履いてみたいww)。
○30km 02:48:14 (2:47:33) 0:27:04 11:58:14
25キロから30キロは、東日本橋から浅草雷門前を折り返し両国あたりまでだ。去年、この部分がもっとも苦しかった。走っているのがつらかった。その辛さに負け、コースで一番歩いてしまった部分だ・・・そのこともあり、今年は是が非でも走り切ってやるという不退転の思いでこの区間を走っていた。
浅草雷門前では、浅草の芸者衆がコースわきで笛や太鼓で応援してくれていた。そのほかにも当然観光客の人たちが大勢沿道で応援してくれていた。心強かったね。雷門前、並木通りと言えば、並木藪さんだが、お昼時だというのにこの日は行列がなかった(少なくとも僕が通過した時は)。「鴨南食べたい」と思いながら走り抜けた。去年はこんな余裕なかったのにねえ(笑)
そしてすぐ脇を流れる隅田川、そのテラスはいつもの練習コースだと思ったかと今思い出してみると、そんなことは全然考えてなかった。さてもうすぐまた浜町、人形町の街並みに戻ってくる。いよいよ大詰めだ。
○35km 03:18:22 (3:17:41) 0:30:08 12:28:2
30キロから35キロは東日本橋から築地4丁目まで。この区間が今回唯一ラップタイムが30分を超えてしまったところだ。やはり疲れてきていたのだろうと思う。人形町の日高屋さんの前で2度目のスペシャルドリンクとバナナの供給を受け、しばし歓談(笑) 実際、バナナはお腹いっぱいで食べられず、ゴールまで、そして自宅まで持ち帰ってくることになったが、アミノピュア入りのアミノバリューは走りながら飲みほして、最後の力を振り絞るのに役立ったのだと思う。
そして再スタート。ここからが最後の10キロだ。ここをどう走りぬくかでこのマラソンの結果が決まる・・・一番大切な10キロ。実際はかなり足がつらくなってきていた。左足のひざ裏と書くようになると予想していたが、実際、違和感が出てきたのは左足アキレス腱周囲の部分。昨年暮れ、地下鉄の階段を踏み外して痛めたところが今頃になって出た。それから右足ふくらはぎ・・・嫌な違和感が時々ピリッと走る・・・ここからゴールまで「パンクせずに持ってくれ」とピリッと来るたびに念じながら走ることになる。
足に不安は出てきたものの、やはり知っている街並みを走るというのは気分的に楽だ。築地4丁目の交差点を過ぎ、いよいよ残り7キロちょっとになる。これから佃大橋などいくつかの橋を超えることになる。
○40km 03:45:13 (3:44:32) 0:26:51 12:55:13
入船橋の交差点を右折すると眼前に現れるのが佃大橋。初めて東京マラソンを走る人はこの光景を見た瞬間、唖然とするに違いない。体はくたばっていて、あと一息と自分に言い聞かせながら走っているときに、あの佃大橋への上り坂が目に飛び込んでくるのだから。そこをランナーが黙々と駆け上がっていく者もいれば、力尽きて歩く人もいる。そして沿道の声援も少なくなるのが、このあたり。
自分は比較的元気に登って行った。そして登ればかならず下りがあるのが河を渡るコースの特徴。下り坂は得意な方なのでスピードを上げたいのだが、そこはほれ、左足アキレス腱と右足ふくらはぎが爆弾になっているので、無理はできない。実際、右足はピリッと何回もきたし、走っていて怖かった。
自分としてはバテバテで走っていて、横をスタイルのいいビジョガーが走り抜けていこうものなら、なぜ彼女らはこの期に及んでまだあれだけ走れるのか・・・しかも軽快に!と思いながら必死に食らいついて行った。結果、この5キロのラップタイムは、今回の最高、26分台で走りきることができた。
35キロから40キロで最高のタイムが出せたのは望外の幸せだ。オーバーペースにならずコンスタントに走ってこれた結果だから。自分の中でのレースマネジメントは一応合格!
○Finish 03:56:52 (3:56:11) 0:11:39 13:06:52
そして最後の2.195キロ。歯を食いしばって走っていた。是が非でも4時間を切りたいっていう一念だけで走っていた。数分の余裕があるだろうとは頭の中で計算していたけれど、ゴールするまで何があるか分からないし、どうせなら1秒でも早くゴールしたいという気持ち、その一方で、いつ壊れるか分からない両足。ハラハラもんでしたよ。
そして最後、東京ビックサイトのゴール地点に向かう最後の直線に入ったとき、目の前にゲートが現れた・・・ゴールかと思った・・・見事に間違えたね。よく見ればあと195メートルって書いてあるじゃん。やられたって感じ。その最後の195メートルは長かった[E:happy02]
そいてゴール。昨年より50分ぐらい早くサブ4でゴール!!!
年明け前の右ひざ上の痛み、左アキレス腱のけが、年明け後のぎっくり腰、左ひざ裏の痛みなどなど12月以降は練習もけがの悪化を恐れながらびくびくしてやっていた。決して準備万端ではなかったけど、4時間が切れたことは本当に良かった。
いろいろな人にお世話になった。エミさんには受験生がいるみたいだとまで言わせてしまった。本当にみなさんのおかげで完走できた。ありがとうござました[E:heart04]
最後に今回のレースの距離ごとのラップを再掲しておこう。
地点名 スプリット (ネットタイム) ラップ 通過時間
5km 00:28:25 (0:27:44) 0:27:44 9:38:25
10km 00:55:50 (0:55:09) 0:27:25 10:05:50
15km 01:25:49 (1:25:08) 0:29:59 10:35:49
20km 01:52:52 (1:52:11) 0:27:03 11:02:52
25km 02:21:10 (2:20:29) 0:28:18 11:31:10
30km 02:48:14 (2:47:33) 0:27:04 11:58:14
35km 03:18:22 (3:17:41) 0:30:08 12:28:22
40km 03:45:13 (3:44:32) 0:26:51 12:55:13
Finish 03:56:52 (3:56:11) 0:11:39 13:06:52
今回お世話になったのは、やはりまずはこの2冊を上げなくてはいけないだろう。この本、特に1冊目の非常識マラソンメソッドに会わなかったら、昨年、今年の走りは間違いなくなかったと思う。そして2冊目も今回、お世話になった。直前になってコース上での補給をどうしようか、足のテーピングをどうしようかと考えたとき、すべてマラソンマネジメントを参考にさせてもらった。著者の岩本さん、感謝
以下は非常識マラソンメソッドに紹介されていたタイムをあげるための最後のあがきを助けてくれた品々だ。
テーピングは当然、これ。Xテープで足首を頑丈に固定した。これをしてなかったら、右足も左足も持たなかったかもしれない。
ニューハレ Xテープ 6枚入り アクタ by G-Tools |
そしてShotz。これも効いたね。5キロごとに1つ取っていたけど、最後までガス欠にならなかったのはこれのおかげだろう。そしてこれで効率よくエネルギー補給していたからだろうか・・・今回は走り終わった後もほとんど体重が減っていなかった。
shotzショッツエナジージェル(カーボショッツ) ワイルドビーン味 (45g×5個) ショッツエナジージェル by G-Tools |
それからもう一つがこれ。アミノピュア。これを知ったのも大きかった。これの効き目はすごいものがある。疲労回復に、健康維持に、美容に、(二日酔い予防&対策に)・・・なんでもござれって感じ。
アミノピュア【アミノ酸スポーツサプリメント】 エマウス・メディカル・ジャパン株式会社 by G-Tools |
シューズはこれ。adizero pro。一番ソールの薄いプロ仕様のもの。2011年の後半あたりからアディダスの商品ラインナップからこれが消えてしまっていてどうなったのかと思ったら、Takumiが発表された。proはTakumiに進化してわれわれの前に再登場したといったところだろう(履いてみたいww)。
[アディダス] adidas adizero pro 4 adidas(アディダス) by G-Tools |
[アディダス] adidas adizero Takumi Sen adidas(アディダス) by G-Tools |
タイツはこれ。今回、年の暮ぐらいに穿いた時、恐らく穿き方が悪かったのだろうと思う、足の調子を逆に悪くしてしまった。これも今となってはいい経験だ。次回もお世話になると思う。
(シーダブリュエックス)CW-X ワコール| エキスパートモデル(ロング) メンズ HXO509 CW-X(シーダブリュエックス) 2011-03-22 by G-Tools |
来年はまた記録更新を狙って1年間精進を続けようと思う。