1年間で50キロ・・・これはさすがにすごいと思ったし、俄には信じられなかった。
でも本書に載っている著者の写真を見ると、まったく別人の2人が写っていて、50キロが事実であることが分かる。
読み始めてビックリしたのは、岡田さんのダイエット法は今僕がこのブログで毎日の食事のことをメモしているものをもう少し細かくした記録をつけることから始まるものだったということ・・・こりゃ俺にもできるな^^って、希望を膨らませた次第。
いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227) 岡田斗司夫 新潮社 2007-08-16 by G-Tools |
そして読み進めてみると、まずは記録を取り、己を知ることから始まり、これがポイントであることが書かれている。それだけで体重が減るというから驚き・・・岡田さんはそれで10キロやせたという、僕でも1,2キロはやせるかな。
内容は以下のとおり。
- 序章 一年で50キロやせたよ
- 第一章 「見た目主義社会」の到来
- 第二章 ダイエット手段の格付け
- 第三章 助走・太る理由
- 第四章 離陸・カロリーを計算してみる
- 第五章 上昇・カロリーを制御する
- 第六章 巡航・いろいろやってみる
- 第七章 再加速・体の声を聞く
- 第八章 軌道到達・ダイエットの終わり
- 終章 月面着陸・ダイエットは究極の投資である
まずは自分の食生活の記録をつける、そこでそれを冷静に眺める、カロリー計算で自覚する、一日ではなくて複数日でカロリーを制御するというようになるべく負担にならない方法でダイエットを行う方法が解説してある。なるほど、ダイエットをしているという感覚は余りないかもしれない。
実は10年以上前に一度15〜6キロ程度のダイエットをしたことがあった。あの時は食事制限と運動で1年ぐらいでやせたと思う。だから岡田さんが後半で言っているやせたときのすばらしさは承知していたが、それが逆に重荷になっていたのかもしれない。また知らず知らずのうちにダイエットは辛いものだと考えていた自分がいたことも、今回、本書を読んで発見した次第。
これではダイエットはうまくいかないなと納得した。そこでとりあえず今の毎日の「食と運動」のメモを続けてみて、どうなるかを観察してみようと思う。
太っている人もそうでない人も読んでみて損はないと思う。