日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

わくわくするような企画書、わくわくするような仕事

企画書は通常、クライアントから仕様書が示され、それに基づいて企画書を作る場合と、こちらがテーマから仕様まで考え作る場合の2つのケースが大きく分けてある。

どちらの種類の企画書にしろ、ポイントはクライアントにとって期待を抱かせる、わくわくするような内容を提案できるかがポイントだろう。泥臭い?表現を使えば、情熱を持って企画提案するということだろうか。

そういう企画書を書くには、受身ではダメで、言われたからやりました的な姿勢で臨むとろくな企画書にはならない・・・と思う。仕事なんだけど、仕事以上の入れ込みが欲しいと思う。

自分が好きなことにのめりこんで打ち込むような思い入れ・・・とまでは言わないがそういう姿勢がないといい企画書はかけないのではないだろうか(それが独りよがりになってしまっては元も子もないけれど^^)。

そんな研究員のモチベーションには関係のないようにシステマチックに企画書が作成できるようにすることもある程度は可能であろうけど、最後にコンペに勝つにはそれ以上のものが必要な気がする。

シンクタンクの場合だと、通常の仕事でも同じことが言えて、仕事を仕事として片付けるような姿勢ではアウトプットの向上は望めない・・・と思う。

受身だから品質や効率性の向上は望めないし、先手を打って提案することも無理だろう。

常に組織としての課題、自分の課題を考え、認識し、次にどうすべきかを考えながら仕事に取り組む姿勢が何よりも必要だ。

唐突だが、シンクタンクの場合、仕事と研究は別だ・・・などと簡単に割り切れるものではないだろうと思う。

シンクタンクでは研究すること自体が仕事ではないのかと問われれば、それはそうなんだけど、では逆に仕事は研究たり得るかというと、そんなに簡単なことではないと思う。

また自分達の日々の業務は本当に研究と言えるような内容なんだろうかというところも気になるところだ。

そうするとここでいう「研究」とは何かという定義の問題も出てくるだろう。

一度ぐらいはそういうところで悩んでみるのもいいと思う。