日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

Web2.0という道具

IT、ITと騒がしい世の中・・・なんでこんなにまた騒がしくなっているのでしょうか?・・・と思う今日この頃。

Web2.0の時代なんて急に言われてもねえ。

Web1.0の時代と今が大きく違うのは、個人の情報発信がより容易になったことが一つ。これはBlogが代表だろうが、誰でも簡単にネット上に開設でき、日々の出来事を記録できるようになった。この他にWeb2.0時代を特徴づける新しいメディアとしてSNWikiWikipediaFlickrもある。

これまでのホームページでも個人の情報発信はできたが、これを日々アップデートしていくのは結構骨が折れた。その面倒さを一気に取り除いてしまったのがBlogだ。

これら新に出てきたメディアを総称して、Consumer Generated Media(CGM)という。

さらにこれらのメディアを有機的につなげて新たな情報を創り出すツールあるいは機能も提供されている。トラックバックRSS(RDF Site SummaryRich Site Summary、Really Simple Syndicationの略マッシュアップAPI(Application Programming Interfaceなどと言われるものがそれに当たる(・・・かな?)。

これらのメディアや道具が提供されるようになって、微小な情報をかき集めることで付加価値をつけ、それを情報提供できるようになっている。当然、ビジネスになる場合もある。

これによって、今まではパレートの法則の20%を顧客として相手にできなかったビジネスが、80%、すなわちロングテールを相手にしてビジネスができるようになった。

そしてこれらの新しいツールインパクトが大きいのは、それがユーザも自由に使えることだ。僕たちは、手軽に、これらの機能を自由に組み合わせて情報発信できるようになったことであろう。

Web2.0はまだ始まったばかりであり、今後どのような展開をするのかは興味のもたれるところだ。

という私は今になってRSSリーダーをパソコンにインストールして、その便利さを実感したりしている。

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