日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

先日の研修のキーワード

先日の研修は自分としては有益だったと思う。日ごろ、考えているようで見落としている点を指摘してもらった点が大きかった。そこで研修で出てきたキーワードをメモっておく。自分のメモなので、実際とは若干違うかも。

コーチンとは人の能力を引き出すためのものである。そのために必要なスキルは以下の通り。

  • 傾聴のスキル(相槌、肯き、繰り返し):相手を受け入れる
  • 質問力:相手の考えを引き出す
  • ほめる:具体的にほめることが必要
  • 叱る(≠怒る):感情的になってはいけない
女性の部下に対して
  • 共感力:心の距離を近づける(勘違いしないように)
  • 公平さ:一人ひとりに均等に接するのは無理。その中で公平さを担保する工夫
  • マーケティングの必要性:コミュニケーションには雑談から。適切なコミュニケーションには世の中をセグメント化して引き出しを多く持つ
  • 報酬:必ずしも経済的報酬ではない。心理的報酬(ほめる、感謝する、一緒に喜ぶ)などが重要
年上の部下に対して
  • 武勇伝:経験談を聞く(教えを乞う)
  • 時代背景への理解:他者を理解するためにはその歴史を知ること
  • 加齢:相手の家庭環境、状況などを理解
  • 未来:先が見えている相手への気遣い
年下の部下に対して
  • 観察力:相手の価値観を知るために必要
  • タイミング:若手と言えども気を使う
  • トレンド:コミュニケーションの話題を得るため
  • 体験の言語化ボキャブラリーの貧困さの克服(振り返りの力を鍛える)
体験の言語化をもう少し。振り返り力(reflection)を向上させるように次のような訓練をする。
  1. 正確に記述する
  2. 前後を比較する(何が変わったのか)
  3. 学んだことを話す
  4. フィードバックをもらう
  5. 言語化する(3.との違いが不明)
  6. 次への戦略を考える
PDCAサイクルを考えるというところでしょうか。

いろいろ反省させられる、気付かされる研修であったと思います。それをネットで自分のペースで受けられるということで助かりました。