年明けてすでに1月も下旬、年末に行き損ねたこともあり、慎重になっていたが、どうだろうと思い、お昼に久しぶりに伺った・・・太田鮨さん
ちょうどタイミングが良く、カウンター(以前より数を減らしている模様)は、ほぼ埋めていた先客が席を立つタイミングで、ほどなく着席。早速注文・・・「シャリの大きさは?」、「普通で!」、「苦手なネタは・・・ありせんね」、「はい!」といたってシンプルに終了。
他のお客人たちの注文も聞き、ご主人の太田さん、最初のネタ、全員のまぐろの切り身と中落をそろえてからにぎりはじめる・・・その時同時に、おしぼり、お茶、ガリが配られカウンターの準備も整えられる。醤油さしなどは客が入れ替わるたびにすべて入れ替えている模様で対策がさらに行われている。
さて、しばらくして、サッと出される最初のまぐろのにぎり2貫。赤身と中トロで、シャリとネタの間に中落が挟まっている。ネタも美味しいのだが、この中落がとどめを刺すって感じだ。まずは1貫、中トロの方から頂き、もう1貫は残しておく。
お次は、ヒラメ、コハダ、カンパチといつもと変わらぬ美味しいネタのにぎりが続く。にぎりのサイズが普通なので、一口で食べるのは難しいが、この3貫は一口でいただいた。口を膨らませて、モグモグと丁寧に味わう。
ヒラメの美味しさが口の中に広がり、飲み込むのがもったいない・・・と思いながらも次の1貫があるので、胃袋の中へ。次はコハダ、程よい〆具合で、酸味の中にも甘みを感じながら食べられる。これもじっくり味わう。そして胃袋の中へ。最後はカンパチ、美味しいですね。こちらも胃袋の中へ。
ここで残しておいたまぐろをいただく。まぐろの時間差攻撃は美味しさを再確認させてくれて、食べ人はイチコロだよw
お次は軍艦2種類。いくらとカニ身です。たっぷりのいくらとカニ身。当然、美味しい。こちらも今回は頑張って一口でいただきました。いつもはいくらとかカニ身をちょっとこぼしたりしちゃうんですが、今回は慎重に口の中へ入れてモグモグ。
そして名物、たまごの太巻き。きれいですね・・・実はこれ、タマハジです。1本の玉子焼きから2つしか取れない、レアの部分。両端ですが、少し焦げたところがいい感じの食感なんです。そして玉子焼きそのものの甘さも自分好みの甘さでGood!
にぎりは最後になる・・・ホタテだ。これがまたいい。特に詰めがいい。これも一口でいただき、口の中に広がる甘味・・・美味しいねえ。
〆の巻物は、最近は定番になっている鉄火巻。マグロがたっぷり入っているので、マグロ好きにはたまらない巻物です。この他にも5種類ほど巻物はありますが、自分は鉄火を頼むことが多く、次いで干瓢でしょうか。
シャリの大きさを普通で頼むので最後の巻物の時にはもうお腹はパンパンです。大満足のひと時、そう、食べている時間は30分もないのではないかというあっという間の昼食・・・それが余計、太田鮨さんの鮨の味を引き立てているのかもしれません。
今回も美味しいお鮨、ごちそうさまでした。