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浅舞酒造(株)(秋田県横手市):天の戸 純米大吟醸45・・・スッキリ美味しい純米大吟醸!

今回は、秋田県横手市のお酒。自分が飲むのはおそらく初めて。今回は小山酒店さんで購入。冷蔵庫の中に1本あって、なぜかそれが目に留まった。確認すると秋田のお酒だが、初めてみるお酒・・・そしてラベルが瓶に直接印字されている!

 

それがこちら。天の戸という名称、初めてみる。お店のHPで確認すると「浅舞酒造は1917年(大正6年)創業。創業者の柿﨑宗光は、「天の戸は静かに明けて神路山 杉の青葉に日影さすみゆ」という古歌から、酒名を〈天の戸〉としました。〈天の戸〉とは天照大神の逸話で知られる「天の岩戸」のこと。ラベルなどに勾玉 (まがたま)があしらわれる由縁ともなっています。」とある。歴史を感じさせるのだ。

浅舞酒造 天の戸 純米吟醸45

浅舞酒造さんの天の戸 純米大吟醸45

天の戸という名前といい、ラベルを直接瓶に印字しているところといい、酒蔵さんが思いを込めて作っているなと感じる。HPに色々と考えや思いが書いてあるので読んでみるのもいいと思う。

www.amanoto.co.jp

注目点は以下の点・・・地元というより近所の酒米を使って醸しているところ。まさしく横手市の地酒!ということだ。

浅舞酒造は2011年より蔵から五キロ内の米で、純米酒だけを仕込んでいます。光と風と水の恵みを酒米という丹精の結晶にしてくれる「JA秋田ふるさと・平鹿町酒米研究会」の農家さんたちの米だけで千石を醸します。

これからの地方のあり方の一つを示しているような気がする。地元で循環させる・・・昔はそれが当たり前だったのかもしれないが、またそういう時代に戻るということだ。それをこれまで消費社会にどう取り込んでいくか・・・こういう小さい酒蔵など地方の地場産業の今後が注目される。

精米歩合45%

純米吟醸

精米歩合45%の純米大吟醸

さて、純米大吟醸精米歩合は45%。ぐい呑みに注いでみると、少し黄金色づいている。香りはそれほど強くない。程よい感じだ。自分の好みでもある。そして口に含む・・・口中に広がる吟醸香吟醸酒の味、それもくどくない。自分の感覚ではサラッとした感じ。

 

これは、スイスイ入ってしまう・・・美味しいのでつまみもいらない。酒だけでいける酒だ! 

ゆっくり味わう

美味しいお酒

スーッと入る美味しいお酒

1回に飲む量は多くて2合弱に抑えたが、それでも毎日飲めば1週間もたてば一升瓶は空だ。あっという間に終わってしまった。昨今流行りの生酒ではないので、その分、あっさりさっぱり感じるのかもしれないが、久しぶりにこの手の飲み心地の日本酒を飲んだ。美味しかった。

コスパの味吟

コスパの味吟

 

浅舞酒造さんは、多彩な日本酒のラインナップを揃えている。今回はフルーティな部類に入る1本だったが、この中にもあと4種類、この他にふくよかな味わいで7種類、コクがあるで7種類、スッキリで7種類のラインナップがあり、いろいろ楽しめそうだ。 

また機会があれば購入して味わいたいと思う。

今回も美味しいお酒を堪能させていただきました。

ご馳走様でした。

 

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