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千曲錦酒造(長野県):帰山 参番 純米吟醸(無加水)・・・シンプルで美味しいお酒です

長野県は広い・・・北は長野盆地から佐久盆地松本盆地、諏訪盆地、そして伊那谷と続く。南北に大きい県だ。そして大きな山脈が南北に連なっている。自分がよく訪れる軽井沢は佐久盆地の端にある。

 

今回、飲んだ帰山を醸す酒蔵の千曲錦酒造さんも佐久市にあり、同じ佐久盆地にある。

www.chikumanishiki.com

酒蔵のある佐久市佐久平と呼ばれる標高700mの高原です。北に浅間山山系、南に八ヶ岳連峰、その真ん中に日本最長の川「千曲川新潟県に入り信濃川と名前が変わります)」が脈々と流れています。そんな大自然に囲まれて極寒(真冬は早朝で氷点下10℃位に冷え込みます)の季節に醸します。大吟醸酒などを仕込むには気温が低いことはありがたいのです。仕込み温度まで蒸米を冷やす為にも、雑菌の抑制の為にもこの寒さは必要で、まさに信州佐久の自然が酒蔵です。

これは千曲錦酒造さんのHPからの引用で、佐久市の気候が日本酒作りに適していることが分かる。

 

信州のお酒でよく購入するのは圧倒的に、真澄が多いのだが、真澄は諏訪のお酒で、軽井沢あたりということになると、千曲錦酒造さん等*1のお酒ということになる。今回、初めて購入してみた。

千曲錦酒造 帰山 参番 純米吟醸

千曲錦酒造 帰山 参番 純米吟醸

「帰山」には、「山へ帰る」「ふるさとへ帰る」「自らに帰る」そして「酒造りの原点に帰る」という意味が込められています。「これでなければ」と云われるような強烈なインパクトと個性を併せ持った「帰山」は、多くの酒を巡った後に帰ってきて欲しい地酒です。

「多くの酒を巡った後に帰ってきて欲しい地酒」ということで、そこまで多くはないが、比較的いろいろな地酒を飲んできた自分が飲んでもいいだろうと思い飲んでみた。

日本酒度-16、酸度3.0と今までに体験した事のない甘みと酸味を持ち、旨みの中に口当りの良いバランスを持ったお酒です。

10人に1~2人でも「これでなければ!」と言われるような個性が帰山のコンセプトです。この参番が、帰山のコンセプトから最初に生まれた、白ワインを超越する日本酒です。文字通り、最後に帰ってくるお酒になれたら嬉しく思います。

これもHPからの引用だが、この件を読んで、これは再度購入して飲まないといけないと思った・・・というのも、自分はこの帰山をグイッと飲んだ時、「美味しく飲みやすい日本酒だ、どんな料理でもOK」と感じ、北軽井沢で飲む定番のお酒にしてもいいなと思ったのだ。HPに書いてあるような「体験した事のない甘味と酸味」まで感じることができなかった。

 

帰山 純米吟醸 無加水

帰山 純米吟醸 無加水

これはもう一度、購入して飲まねばなるまい。次回はもう少し心して飲むことにしようと思う。美味しいお酒であることは確かで、しかもHPを見ると、取扱店は長野県内に限られているようだし、文字通り、帰山という銘柄に思いが込められた製品なのだろうということが分かる。

波佐見焼 「 essence(エッセンス) 」 agasuke 酒器 セット

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  • 発売日: 2019/07/23
  • メディア: ホーム&キッチン
 

佐久平佐久盆地)だけでもまだまだいろいろな酒蔵があるので、今年はその酒蔵1軒1軒のお酒を味合わせてもらってもいいかなとか思ったりしている。

広いぞ信州!!

 

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*1:佐久盆地佐久平あたりでも10を超える酒蔵が現在もある。

www.nagano-sake.or.jp