日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

懐かしのランシューにお別れを

走るきっかけを作ってくれたレース、2011年の東京マラソン。初めてのフルマラソン、10月に当選メールが来てから5ヶ月間、それまでたまにテラスを走ることはあっても、レースに出るとはまさか思わなかった人間が、この1回のレースを経験したおかげで、いまだに走り続けている。

mnoguti.hatenablog.com

その時のレースで自分の足をゴールまで運んでくれたシューズがこれ。adizero Proだ。軽く、ソールは薄く、当時、初フルマラソンの人間が履くシューズの候補には上がらなかっただろうと思う。

f:id:mnoguti:20171004010733j:plain

自分もレースでこれを履くかは迷いに迷った・・・で、結局履いたのだが、それはこの本を読んでいたから。

発売日を見れば分かる通り、東京マラソンの当選メールを受け取った頃が出版だ。当時、突然フルマラソンを走ることになったので、何か足がかりが欲しくて近所の本屋でたまたま目にして手に取ったのがこの本だった。「非常識」この言葉に惹かれたわけだけど、当然、靴底が薄いものを履けと書いてあった・・・最後はやはりこれが決め手だったと思う。 

f:id:mnoguti:20171004010753j:plain

前夜に決心してこのランシューで走った。結果は見事完走。しかも5時間切っちゃったっていうおまけ付き。

以来、走り続けているわけだが、このランシューはすでに靴裏がボロボロで履けなくなっていたけど、なぜか北軽井沢の別宅に取ってあった。今回、そちらの靴箱がいっぱいになったので、処分することにした。

今の走る自分がいる何割かはこのシューズのおかげだ。

ありがとうございました^^/