ADSLのサービスが本格的に展開されたのは、2000年だったか、2001年だったか。
当時の主要事業者は、ソフトバンク、イーアクセス、アッカ、NTT東日本、NTT西日本。
理由を忘れてしまったのかもしれないが、今になって疑問に思うのは、DDI(現KDDI)や日本テレコム(現在はソフトバンク・グループ)がADSLサービスをなぜ直接提供しなかったのかという点。
当時、国内の代表的な通信事業者であった2社・・・当然、提供してもよさそうだが、彼らがやったのはDIONとODNというISP事業だ。
その結果かどうか分からないが、日本テレコムはソフトバンクに買収され、DDIはKDDと合併し、さらに携帯電話を取り込むことによって事業を立て直している。通信事業者で電話サービスの競争では足回りを持つことを望んでいたであろう2社が、その絶好の機会にADSLサービスを提供しなかったのは、今、ちょっとした疑問だ。
何故だったのでしょうか?