日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

今年もお盆の頃になりました

写真は先週のお墓参りに行った時に雲林寺さんから撮った大洞山(と思われる)。

東京ではこの時がお盆。東京の人はみんな、お墓参りに行くと言っていた。我が家は、おおよその人たちと同じく、8月がお盆だが、この時はしばらく行っていなかったこともあり、お墓掃除にいった。当然、ご無沙汰していていましたという気持ちも込めてだけど。

もう一度お盆前に行くけど、8月に一族郎党の誰かが来た時、あまりに汚れているのもどうかという思いもある。だから8月の第1週にもう一度行くことにしている。しょっちゅう誰かが来ていた方がご先祖さんもお祖父さん、お祖母さんも嬉しかろうと勝手に思っている。

f:id:mnoguti:20170717235926j:plain

お墓の掃除を済ませ、線香と花をそなえて、手を合わせて一連の儀式の終了。また来ますと言って、お墓を後にする。お祖父さん、お祖母さんのお墓詣りの後は、当然、両親のお墓詣りだ。こちらも一連の儀式は同じ。また来ますと言って後にする。

今回、行ったら写真の綺麗な花が見頃だった。掃除に来たのだから、抜いてしまうところだが、綺麗に咲いていたので、抜かずにそのままにした。

f:id:mnoguti:20170717235909j:plain

両親の墓は、なぜかいつもあまり汚れず、佇んでそこに存在しているのだが、そこにこういう花が咲くというのも何かの縁というもの。花が落ちるまではそのままにしておこうと思う。

f:id:mnoguti:20170717235900j:plain

お墓参りに来るといろいろ過去を思い出し、ふと気付かされたりすることもあるし、今になって親の思いをなんとなく理解する自分がいたりする。今年のお盆前に何を思うか、それは分からないが、お盆という季節のセレモニーは毎年何かを教えてくれるような気がする。