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徳島市内はちょうど阿波踊りの開催期間。これは居酒屋はどこも満席ではないかと思っていたら*1、ちょうどよく大工町に美味しくて空いている居酒屋があるという。
そこで、開店時間に行ってみることに。自分らは入ってすぐ手前の座敷に陣取る。まずは生ビールを頼み、喉を潤す。やはりこの暑い時期、最初の一杯はビールだろう、ビールしかない!って感じだ。
お通しは、地鶏の生ハムだろうか。柔らかい味で美味しかった。その後、自分は日本酒に移り、徳島の地酒を中心に美味しいところを何種類か飲ませてもらった。
さてお酒のあてだが、まずはお刺身から。このお店独特のメニューでおばんざいというのがAコースとBコースの2つある。Aコースはお刺身、Bコースは焼き物・煮物からそれぞれ4種類選べる。今回は、お刺身を贅沢に7種類頼んだ(タコだけダブったので7種類)。
いい感じの切り身の大きさ、そして鮮度もいい。どれも美味しい刺身だ。この中ではやはり鰹の刺身が美味しかった。今、自分が東京でよく食べる刺身は、トロ鰹と言って脂の乗った鰹だが、こちらはそうではなく、春の脂がな鰹を出してくれる。これが美味しい。脂の乗った鰹もいいが、夏のこの時期はやはりさっぱり食べたい鰹の刺身。他の刺身もどれも美味しくいただいた。
この間にもお酒は進む。くいくい入っていく日本酒・・・いい感じの冷やし加減も良かったのだと思う。
つまみは焼き物に移り、焼き鳥をいただいた。最初の焼き鳥・・・何を食べたか忘れたが塩かげんがよく美味しく食べた。
そして砂肝・・・これがまた美味しい。あの砂肝なのだが、丁寧に焼き上げられ、塩の振り方も絶妙でいい。
焼き物の最後は、鶏皮焼きの塩味。これがまたいい感じの火の通し加減で歯応えがいい。
こちらも美味しかったレバ焼き。レバーは、焼き加減が難しいがこうやって食べるのが美味しい。火を入れすぎると味わえないが、絶妙の焼き加減だとレバーの独特の甘味がなんとも言えない。
そしてだし巻き玉子・・・こちらのだし巻き玉子は甘さを抑えてある。焼きたて熱々を供してくれるので、ハフハフしながら食べる感じだ。何もつけなくても美味しいし、醤油を少し垂らしてもいい。
最後に頼んだのが、ずりの唐揚げ・・・ずりって何?って思ったが、よく考えたら砂肝のことだったといい加減食べてから気づくw 美味しくてぱくついたのはいうまでもない。
日本酒を4種類ぐらい飲んだだろうか。そのあとは酎ハイに切り替えてさらに美味しい料理と一緒に楽しませてもらった。
ここ、そのうち簡単には入れない店になるのではなかろうかと思う。それだけ料理は美味しいし、酒揃えもいい。スタッフもいいし、ご主人も一生懸命で好感が持てる。
次回、徳島に来たときも行きたいが、さてその時も予約なしで気楽に暖簾をくぐれる店だろうか・・・おそらく予約必至の店に変貌しているのではないかと思われる。
ごちそうさまでした。
*1:実際は、踊っている間は、踊り手も見物客も外なので早い時間の飲み屋は空いているところが結構あるとのこと。終盤になると疲れた人などから飲みに行くので徐々に席が埋まっていくらしい。だから踊りの期間は早い時間に行ってさっと飲んでさっと帰るのがいいのかもしれない。