札幌に来た!マラソンのお供
来た・・・真夏のフルマラソン・・・北海道マラソン・・・ただし自分は走らない。エミさんが参加するのでそれにお供して来た。
緯度が高い北海道といってもこの時期、暑い。ただし、東京の暑さとは違う・・・湿気がない。そう、北軽井沢とほとんど同じ・・・風がさらっとしている。到着した日は、最高気温が28度ぐらいだったか・・・ここまで暑いとどうかという思いを胸に受付をすませる。
大通公園の会場をずーっと歩きながら「ここまで暑いとどうかね?」「まずは半分走ることを目指せば」などと翌日の作戦を話しながらホテルを目指す。ホテルは中島公園近く・・・ちょっと遠いかなとも思ったが、地下鉄で2駅なので翌日の朝は7時過ぎに出れば大丈夫ということで少し安心する。
その晩はホテル近くの居酒屋さんでエミさんは軽く食べ、僕は軽く飲ませてもらった*1。
当日、スタートを見送る
さて、当日、いい天気!観光にはもってこい・・・しかし、走るのにはどうか?朝、すでに20度を超えていたが、蒸し暑さではないので改めて救われる思い。しかし、ゴール予定の午後2時ぐらいには30度近く上がることを考えると、できたら日差しがなるべく遮られるように雲が多くなる天気を祈る。
大通公園はランナーで溢れかえる。フルマラソン17000人、ファンラン3000人、計20000人のランナーが北の都を走る。
いい色の青空・・・これは暑くなる予感・・・そしてスタート時間は着々近く。
あっという間に8時30分・・・車椅子部門のスタート。
そしてその30分後、フルマラソンのスタート。その頃には少し雲が出て来て、日差しが遮られるような天気に・・・さてどうなりますか?
北海道マラソンは、制限時間が5時間と他の政令指定都市で行われる大会よりシビア・・・それだけにランナーの皆さんは完走という2文字に非常にこだわる。エミさんも写ってますが、この時点で5分程度のロスタイム。キロ7分を守り、5時間以内の完走を目指す。いってらっしゃい!
途中の応援を失敗る
中島公園方面を折り返して来て再び大通公園の電波塔の下を通るということでそちらに移動する。この時、大ポカをする。下調べちゃんとしてないから、しばらく電波塔のところで選手を待っていた。しかし、来ない。応援する人もほぼいない。この時点で「?」と思ったが、気づかなかった。しばらくして進行方向の先の方を見るとどうも選手らしき集団が見える・・・変だと思いながらもそちらに向かう。
途中で分かった。自分が待っていたあたりは地下道になっていたのだ。自分が丁度トップランナーが来る頃だろうと思って待っていた時、そのトップランナーたちは地下道を通って、僕の前を過ぎていっていた。
幸いエミさんはまだ通過していなかったので、地下道から上がってくる少し先で待つことに。最近はリアルタイムでランナーの現在位置がわかるのでそれをチェックしながら構える。あと少し・・・と意識した瞬間、目が泳ぐ・・・ん?、分からん。こうなると誰にも焦点があっていないので何も見ていないのと一緒・・・定点にしておかないと見つかるものも見つからないということで、いつの間にか過ぎ去っていた。応援しに来たのに何をしてるのかorz
気を取り直して、帰りのゴール前、北大の中で応援しようと気持ちを切り替え、それまでの時間は札幌観光をさせていただくことに・・・心の中では「エミさん、頑張れ!」と応援しながら。
観光:ゴッホ展とラーメン
北海道近代美術館に行くために旧北海道庁庁舎の脇を抜け、実はここはファンランのゴールで自分が通る頃はランナーたちが続々ゴールしている時間で結構賑わっていた・・・ので、通り抜けるのが大変だったよ。
そしてこの頃はどうせなら自分も走ろうということで、普段着ながら、足元はOnのcloudだったこともあり、キロ7分30分ぐらいで走って移動・・・そしてふと見たらあったのが、日銀の札幌支店・・・ここになるのか・・・と思いながら通り過ぎ、北海道近代美術館に行きました。
当然、ゴッホ展を鑑賞する。結構、賑わっていました。
ゴッホは自画像とかひまわりとかが有名だけど、今回のゴッホ展は、日本の浮世絵に影響を受けたゴッホに焦点を当て、それが垣間見れる作品、その周辺の人々の紹介、日本の画壇の反応などを紹介していて興味深いものだった。
ゴッホの絵自体は、浮世絵の影響を受ける前、浮世絵の影響を受けた後、そして病に侵された後でだいぶ作風が変わっている・・・と感じた。最初の頃はどちらかというと、「静」「暗」という感じ。浮世絵の後は「明」「軽」かな・・・晩年は、なんと表現してよいか、迷う。浮世絵後の作風をもっと細部が強調されるようになったって感じか。細部が強調されるようになったから、見るものは遠くから見た方がその絵の良さがわかるって・・・僕の感性・・・変か?
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ゴッホ展の間も度々、応援naviで位置を確認しながら、ほぼ予定ペース通りに進んでいるということで安心して次の行動に・・・次はお昼・・・すすきののラーメン横丁に行ってあるお店のラーメンを食べる。
このラーメン屋さん、東京にもあるのだが、一度、札幌のお店でも食べて見たいと思っていた。今回、やっと実現できた*2。
予期せぬ残念な結果
ラーメンを食べ終わり、北大を目指して行こうとすすきのを後にしようと歩き出してしばらくしてから、携帯に着信があるのに気づく・・・誰?
見ると、エミさんではないか!あれ?まさかと思い、応援naviでチェックするとまだ動いている・・・どうしたと思って掛け直すと・・・本人が出て、関門に引っかかったとのこと。あっけなく終わった。
その後、大通公園に戻り、9丁目と10丁目の交差点脇の公園のベンチで腰を下ろして戻ってくるのを待った。暑かった・・・本人はまだ走れたみたい、予定より少々遅めで走っていたとのことだったけど、28キロ過ぎの関門は予想外だったようだ。
フルマラソンのスタートの応援は初めてでした
今まで東京マラソンなどで浜町の交差点で応援したりしたことはあったが、スタートを最初から最後まで応援したのは初めてだった。レース前の緊張感の中、なんとも言えないものがある。スタートを見ているとやはり走りたいと思う気持ちが強くなる。
今回は応援と観光と・・・という感じだったが、次回はどうなのだろうか?走る?暑さを克服できたらね^^;ということかと思う。
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