日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

携帯電端末の使い分け

昨日、恵美さんが新しい携帯端末を購入してきてくれた。今までは使っていた端末はP900i。今回、買ったのはP701iDだ。

で、第二世代movaの頃は電話端末の買換えはすなわち古い電話端末が使えなくなることになったわけだけど、第三世代FOMAは、FOMAカードを差し替えるだけだから、古い端末も使えなくなるわけではない。

そこではっと気がついた。使い分けが可能ということか・・・この特性をフルに活かせば、携帯端末市場はかなり変わるかもしれない。そろそろ飽和に近づき端末市場の拡大の限界が見えてきているとき、これは根本的な発想の転換を迫ることではないのかとちょっと大げさに考えてみたわけです。

こんなのFOMA発売当初から言われていたことであり、いまさら何言ってやがるって感じだけど、ファッションにこだわる人間には結構重宝されるかもしれない。TPOにあわせてお気に入りの端末を使い分けるというカルチャーが育ってくるかもしれない。

そうすると新シリーズのラインナップの仕方も変わってくるだろう。端末メーカーは無限に広がる可能性を手に入れることになる。

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現状はと言えば、ドコモの端末はイマイチファッション性に欠けるように思う。だからTPOで使い分けたくてもそういう風にしたいという考えが沸いてこない。(現状は利用機能による細分化と言えると思う。)

端末使い分けの文化が育つか否かは端末のファッション性や機能性をどこまで細分化してユーザに提示できるかにかかっているのではないか?

NTTドコモで言えば、現行の900シリーズの対極にある製品群を作るということだろう。もしかしたら、それを担うのが企画機と言われるニッチ製品群なのだろうか。それでは物足りないような気がする。

是非、もっと一般の利用シーンを細分化し、携帯電話端末をTPOによって使い分けたいと思うような端末を出してもらいたいものである。これはドコモに言うよりも端末メーカーにお願いすべきことかもしれない。

端末メーカーの方、見ていたら是非ご検討ください。よろしくお願いします。