このビルを見るたびに、「おごれるものは久しからず」という言葉を思い出す。その後の金融業界の再編はわれわれの生活のそこここに影響を与えている。バブルの崩壊以降90年代以降今でも続く?不況は、経済における金融の役割というものの重要さを思い知らされた10年超の期間ではなかったであろうか。
永代橋は江戸時代からそういう産業の栄枯盛衰、それに伴って変わる人々の暮らしを見守って現在に至っている。今後、東京がどのように変わろうともこの橋はやはり東京下町を代表する橋として残っていくんだろう。そういう意味では永代橋とはちょっと離れたところ箱崎に位置するこの企業は今、飛ぶ鳥を落とす勢いになりつつあるのではなかろうか。すくなくとも参入した業界に対して大いなるカンフル剤になったことは確かだ。
今後はこういう企業が続々出てくるようになるのだろう・・・ね。