- ジャンル:うなぎ
- 住所: 中央区日本橋小網町10-5
- このお店を含むブログを見る |
- (写真提供:俺は鉄人)
- をぐるなびで見る |
新大橋通りの蛎殻町交差点を平成通りへ行って鎧橋より手前、お酒のカクヤスさんのところの路地を入ったところに佇んでいるお店・・・うなぎ喜代川さん、歴史を感じます。
その存在は、研究所がこちらに引っ越してきてしばらくした頃から知っていましたが、なかなか行く機会がありませんでした。そしてあっという間に10年以上・・・その間に喜代川さんも店内改装したりして・・・今回、研究所の仲間と夜の部に伺いました。
夜7時に尋ねましたが、1階のテーブル席は我々のみ・・・席についてメニューが渡されるのでそれを見て、まずは飲み物・・・当然最初はビール。キリンの一番搾り(中瓶)とノンアルコールビールで乾杯。
まずはいろいろ食べてみたいので、骨せんべい、肝煮、うざく、うまきと一品料理をお願いしました。
まずは骨せんべい。絶妙な塩加減・・・ビールが進みます。
続きまして、うなぎの肝の甘辛煮と言ったらいいでしょうか。貴重な肝です。味はいい塩梅で、これをつまむと日本酒を飲みたくなります・・・ということで日本酒は冷で、八海山をいただきました。
続きまして、うざくです。蒲焼の酢の物ですけど、これが美味しいんですよね。三杯酢と蒲焼きのあの甘じょっぱい味が口の中でコラボするんですけど、美味しいです。こう言う組み合わせを考えた料理人に感謝。
そしてうまき。最小単位が2人前からなので、各人、十分堪能しました。玉子焼きの味付け、それに巻かれる蒲焼き、こちらも玉子焼きの優しい味付けと蒲焼きの味が絶妙にマッチして思わず頬も崩れます。
アップにするとこんな感じ。これだけでも食べたいですね。お酒も進みます。
そして、そろそろつまみが終わりそうになったころを見計らって、うな重の注文を取りに来てくれます。自分は少し大きめの、「松」を注文。それからまたしばしみんなとお話ししながら、骨せんべい、うざく、肝煮、うまきをつつきます。美味しいうなぎ料理に会話も弾んで、あっという間に蒲焼が出来上がってきます。きた!って感じ。
ご開陳!どうです、この焼き加減、美味しそうじゃありませんか。うなぎ料理、特に蒲焼の楽しみには、その店によって違うタレの味ですかね。喜代川さんの蒲焼きは、あっさりすぎず、濃すぎず、ちょうどいい感じでした。
うなぎもいい感じに柔らかすぎず硬すぎずいい感じの舌触りに焼かれています。どうです。アップにするといい感じ、美味しい感じがより感じられるのではないでしょうか。この蒲焼きに山椒をちょっと多めにかけて、山椒の香りとともにいただくんです。たまらねえ!
当然、肝吸いもつけていただきます。
蒲焼きは当然あっという間になくなり、その後、お茶をいただいてしばらく談笑してこの日はごちそうさまでした。
なんとも贅沢なひと時でした。
人形町周辺には、喜代川さん以外にもうなぎの名店はありますが、再訪すること間違いなしですね。