この週末は体調不良ということもあり硬派なことはしたくなかったので、20世紀少年を全巻再読してしまった。実は首から肩、背中の痛みで夜に寝られなくて、夜更かししてついつい読んでしまったという面も否定できないけど・・・苦笑
やはり僕の頭はだいぶ血の巡りが悪くなっているらしく、一回では理解できていないところが数多くあった。いまだに理解できていないところがあると思う。
2回目を読んでみて思ったのは、ストーリ的には無理があるようなところも、60年代後半からこれまでの自分たちの気分というか、時代の雰囲気ってあんな感じなんだよなぁ〜って妙に感心してしまう自分がいたりする点かな。
あれは願望なんだって、願望がストーリになっている・・・だからちょっと飛んでいる、あるいはつながっていないっていうようなところもあるんだって考えれば、人間の頭の中なんて、そんな理路整然としているものではないだろう・・・特に願望という点からみると・・・逆に確かにああいう時代だったと納得してしまうんだよねえ。
この前も書いたけど○○ごっこなんてそんなものだった。
読む人によって評価はいろいろあるんだろうけど、20世紀後半というより高度経済成長期から今の時代そのものがいろいろに評価が分かれる時代だよね。
また機会があったら読み返してみようと思う。
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