日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

翻訳「ブロードバンド」出版への道

昨日、NTT出版の佐々木氏と打合せをする。

原著は、Broadband: Should We Regulate High-Speed Internet Access?で、米国のブロードバンド通信を巡る規制政策を理論的定量的に分析したものだ。

その翻訳原稿の第一次項というべきものを先日、やっと出版社に提出でき、今日はそれについて今後のスケジュールの打合せをした。今後の予定は以下のとおり。

NTT出版佐々木氏からは、以下の指摘を受けました。

・原稿はまだ「もむ」必要がある(日本語としておかしい部分のチェックがなされていない)とのことで以下の作業が発生します。
1 完成していない部分の完成(日本語版序文の翻訳、5,8,11章の注の完成および13章の文章のチェック)
2 全体としての訳語の統一
3 翻訳ミスおよび日本文としてのチェック(図や表のタイトルや中の文字要素の翻訳、本文中の人名はカタカナ書き、訳文への原文の英字の挿入は必要最小限にする)
4 米国政策に関して、その後の経過をフォローする訳注の作成
5 補章(米国のその後、日本の現状、多くても各1万字程度)の執筆
6 用語(略語)集の作成
以上の作業が終わったら、全体を通して通読し、内容のチェックを行う。

上記の作業を8月20日までに完了し、NTT出版に再度原稿の提出となります。このスケジュールで行ってぎりぎり12月の出版に間に合うということなので、このスケジュールでなんとかやりぬきたいと思う。

出版した暁には、みなさん、ご購入の方、よろしくお願い致します。価格は4000円前後になる予定です。