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【長文】北軽井沢徳島激走682キロ:久しぶりに2時間越えの渋滞に巻き込まれる・・・草津JCTから京都にかけての名神高速は鬼門

夏休みも終わり、9月の連休の前週の徳島へのロングドライブ・・・前回行ったコースと同じ北軽井沢スタートだったので、前回は賞味運転時間8時間ほどで走れたこともあり、どこかに心の油断があったのかもしれない。

mnoguti.hatenablog.com

出発は7時30分、直後、ラジオから流れてきた交通情報は、東名高速の大井あたりが事故で通行止めになっているというものだった。「東京スタートだったら自分も甚大なる影響を受けていたな・・・今日はついているかも」と今回も正味8時間ほどで行けるのではないかと楽観的な見込みでハンドルを握っていた*1

This time it was a long drive of 682 kilometers.

今回は682キロの長距離ドライブとなった

北軽井沢から中軽井沢に下り、国道18号を小諸ICを目指しBMWを走らせる。いつもは佐久ICから上信越道に乗るが、今回は小諸を利用してみた。小諸までの18号もそれほど混んでいないので、今後はこちらを利用するようになると思う。

上信越道から更埴JCTを経て長野道をひた走る。途中、草刈りなどの作業箇所が何箇所もあるが、交通量が少ないので問題なし。天気もまあまあ、BMWも車検終了直後ということで快適なドライブ・・・いよいよ気持ちは楽観的になる。

順調に岡谷JCTから中央道へ入る。中央道も交通量は少ない。引き続き作業箇所は定期的に現れるが、ここも問題なくハンドルを握る。そして駒ヶ岳SAで休憩。ここでは駒ヶ根名物のソースかつ丼をいただく*2ソースかつ丼については別途。

First rest stop was at Komagatake SA.

最初の休憩は駒ヶ岳SAで

最近、一人で長距離でハンドルを握る時は、SAやPAで休憩した時は、敷地内を散歩して体を動かすようにしている。今回もそれを実践した。休憩時間は長くなるがこうやって運動すると結果的に疲れが少ないような気がする。

再びハンドルを握り、山岳高速道路・・・中央高速を快調に走る。途中、全長8キロを超える恵那山トンネルも問題なく通過。ここまでくると西日本に来たって感じになる。その頃になり、小牧あたりが渋滞になっているという情報が出てくる。さらになぜかナビの到着時間が5時ぐらいだったものがいつの間にか7時過ぎになっている。これはこのまま行くと小牧以外でも渋滞がありそうということで、土岐JCT東海環状自動車道へルート変更*3。これで豊田東JCTへ下りて行くとそこからはいつもの伊勢湾岸道から新名神名神新名神のルートになる。結果的はこちらに来ても結果は同じになったのだった。

その原因は、名神高速の集中工事だ。

corp.w-nexco.co.jp

草津JCTから大津、京都を経て高槻まではいつも混雑するところ。今回はそこで集中工事があった。事前に確認してもそこを避けることはできなかっただろうが、通過時間をもう少し工夫余地はあったかもしれない。

Konan PA for a break before getting stuck in traffic

渋滞に突っ込む前の休憩は甲南PA

集中工事による渋滞には参った。渋滞に備え、その手前の甲南PAでトイレ休憩をとり、軽食をとって準備万端望んだが、ここまで動かないとは!恐るべし名神高速って感じ。正確に言うと動かなくなったのは名神の手前の新名神の部分だった。新名神は部分的には3車線だが大部分は2車線。それがそのまま草津JCT名神に合流する。今回の集中工事では、その新名神の2車線を直前で左車線1車線に絞り、名神高速に合流するようにしていた。自分は早めに左車線に入ったのだが、これが失敗だった。

これは昔、北軽からの帰り、大泉JCTで関越道から外環道へ入るときもあったことだ。渋滞学の西成氏が言うように、合流する車線(今回は右)を走る車はその合流地点の先頭で合流することが左右の交通量を均等化するので、どちらの車線を走っても負担は同等になる。しかしドライバーの心理として、合流する車線(今回は右)を走っていると入れないことを考えるので早め早めに左車線に入ろうとする。そうすると何が起こるか・・・合流地点手前の左車線の隙間に右車線から流入するので、右車線の車は動くが左車線は動かないことになる。今回はまさしくこの状況に巻き込まれた。そうなる可能性がありうることに早く気づき、甲南PAを出た直後から右車線を行けば1時間近く時間を節約できたかもしれない。大失敗だった。

その後、ナビは京滋バイパスを示していたが、京滋バイパスはどうも好きになれないし、そこでも2キロの渋滞が再度あるということだったので、あと数キロ走れば渋滞がなくなる名神高速をそのまま行くことにした。京滋バイパスを行ったらどうなっていたか分からないが、それほど時間は変わらなかったのではないかと思う。やっと渋滞区間を抜けた時は最初の到着予定時間16時過ぎだった。

その後は順調に、高槻JCTから新名神を走らせ、宝塚北SAに着いたのは、17時半近く(ここでは例の塩ラーメンをいただいた)。ここからだとまだ150キロ前後ある。結局、到着時間は午後7時過ぎになってしまうことが確定した。久しぶりのドライブ時間12時間だ。

The last rest stop on this drive was at Takarazukakita SA.

最後の休憩は宝塚北SAで

今回は途中雨にも降られたが、唯一救われたのは、明石海峡大橋から淡路島から見える夕陽と瀬戸内海の綺麗さだった。明石海峡大橋を渡ってしまえば着いたも同然。順調に進み、板野ICで降りて、県道34号線で六条大橋を渡っていつもの風景に改めて安心しながら最後のハンドルを握った。吉野川市に到着したのは19時30分ごろだった。グロスで12時間のドライブ・・・新しいルートも走り、楽しい部分もあったが、名神高速の渋滞は久しぶりにイラついた。次回はもう少し工夫して走ろう。

今回の名神高速の集中工事の渋滞に巻き込まれたが、やはり大津から高槻までの新名神の建設区間が完成することが望まれる。そうすると今回のようなことはほぼなくなるのではないかと思う。

ああ疲れた。

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*1:事実、徳島到着(吉野川市ではない)は当初、4時から5時を予定していたのであった。

*2:駒ヶ岳SAでは地元駒ヶ根の名物、ソースかつ丼のソースやたれを何種類か売っている。

今回は、駒ヶ岳SAのフードコートで出されているソースかつ丼のタレが売店で売っていたのでそれを買ってみた。

*3:このルート、30キロぐらい遠回りになるが、道路が広く運転しやすいのでこれからも利用してもいいと思った。