京都人に京都ラーメンと言えば?と聞くと、回答は「もちろん天一」という答えだった。天一、天下一品のラーメン、あのどろっとしたラーメンが京都人のラーメンとのこと。京都以外の人は、京料理のイメージがあるけど、庶民の食べるものは天一や今回訪れた第一旭のような料理なのよと言っていた。
・・・ということで、京都ラーメンの代表の一つであることは間違いないであろう第一旭の本店に行ってきた。小雪が舞う中、結構な行列で30分ぐらい待ったであろうか。店内に入れた時はその温かさに救われた思いだった。
さてラーメン。今回はお腹空いていたこともあり、特製ラーメンをお願いした。特製ラーメン・・・つまりは大盛りということらしい。それに餃子をいただいた。
並んでいる最中に注文を取りに来てくれる。そこでささっと頼みさらにしばらく待ってから店内に入ってご対面ということになる。
大きめの丼にたっぷりの麺とスープ、そこに一面を覆うほどのチャーシューが乗せられ、刻み葱がいい感じだ。
まずはレンゲでスープをすする。ちょっとしょっぱいかなと思うくらいの味付け。冷えた体に染み渡っていく。2度、3度と頂き、体を温め、お腹を落ち着かせる。ちなみに割り箸は机の下の引き出しに入っている。
いよいよ主役をいただく、主役の麺はストレートの中太麺。茹で具合は柔らか目だ。麺の硬さは後で知ったのだが、硬麺もできるとのこと。注文の時に伝えればいいそうだ。ちょっと柔らかめの麺・・・よく言えばもっちりしている。
スープと麺が絡んで口の中に入っていく。そこにさらにチャーシューが加えられ、至福の味が口の中で広がる。味わいながら食べて、またスープを飲み、麺を食べ、チャーシューを口に放り込む。大盛りなのでたっぷり味わえるのがいい。
そしてサイドメニューは餃子。軽めのカリッとした焼き上がりの餃子。これに備え付けの餃子のタレとラー油を適量小皿に入れ、それにたっぷりつけて食べる。いい感じだ。ラーメン食べながら餃子をいただく。
今回は、サイドメニューは餃子だけだったが、メンマは是非と欲しいとおおった。ラーメンに入れたかったのだ。今回のラーメンで心残りといえば、メンマを忘れたことだ。メンマの歯応え、味とあのラーメンのスープと麺、合うと思う。次回は絶対硬麺でチャーシュー付きにしようと心に誓ったのだった。
香辛料は、ラー油や故障の他に辛味噌などもあり、いろいろ味を楽しめるようになっている。隣のお客人は辛味噌をラーメンにいっぱい入れて食べていた。
寒空の下で待って食べた京都ラーメンの代表・・・第一旭さんの特製ラーメン。美味しく頂きました。寒空に並ぶのは御免被りたいので、次回は春に、硬麺、メンマ入りのラーメンを食べにこようと思う。
ごちそうさまでした。