電子マネーとタクシー - 日本橋濱町Weblog（日々酔亭）

最近、都内では、SuicaやEdy、iDが使えるタクシーに乗ることが珍しくなくなってきた。今まではタクシーに乗ると、支払いの時の小銭の出し入れが面倒臭く、乗るのを避けることが多かったが、電子マネーの普及で、小銭の煩わしさを考えることなく乗れるので、最近はいそいそと乗り込んでいる。

エミさんは、贅沢だ！と言っている・・・僕もそう思うけど、最近、公私ともに時間に追われている生活が続いているので、ついつい近距離でも乗るようになっている・・・電子マネーが使えるようになったから、それに余計拍車がかかっているというところか。

電子マネーが普及すると、僕のような人間が他にも増え、タクシーの乗車率が上がるのではないかと考える一方、電子マネー会社に手数料を支払うことになるだろうから、タクシーの運転手さんは手取りが少なくなるかなと思わないでもない。

プラスの面としては、小銭の出し入れがなくなることから乗り降りがスムースになる。現金を持たなくて済むから、運転手さんが犯罪に巻き込まれる可能性が減る。また電子的に売り上げを計算できるようになるから、売り上げ計算も楽になるだろう。

と、いろいろ考えてみると、電子マネーの普及はタクシー業界にとってはプラス面の方が大きいと考えられるかな？

消費者にとっては、前述の通り、小銭を扱わなくて済むようになること、ポイントがたまったりすること、利用履歴が残るから支出チェックが楽になることなどが思い浮かぶ。まあ、来年はさらに電子マネーが使える場所やシーンが増えるだろうから、使い慣れておくことに損はない。