どうも勤労感謝の日に勤労に感謝しながら休日出勤している野口です。
気がついてみたら、最近、このブログの記事で本の話題がほとんどない状態になっていました。
実はいろいろと買い込んでいるんですけど、読んでいる時間がないという状況です。
今、読んでみようと思っているのはこれ。
宗教の経済思想 保坂 俊司 光文社 2006-11-16 by G-Tools |
市場メカニズムが機能するためにはその背後にいろいろな社会制度や規範が必要だけど、それを宗教の視点から眺めたものだ・・・と思う(まだ最初しか読んでいないので^^)。
このあたりのことはマックス・ウェーバーの業績が古いとか違っているとか指摘されながらも、やはり必読なんだろうけど、古典を読む時間はないので、まずはこの本を読んでみようと思った次第。
なぜ宗教と経済学かって言うと、そもそも今の世の中、暮らしにくい世の中になってきていると思いませんか?っていう思いがあって、それはなぜかって考えたとき、その元凶の一つが中途半端な経済学の知識による市場経済の賞賛にあるのではないかと思ってしまうわけです。こんなこと言ったら怒られるでしょうか。
市場経済は、社会主義計画経済より現実的な経済システムだとは思うけど、いろいろ弱点はあるわけで、まずその成り立ちから理解しないとやはりそのあたりは理解できないだろうなぁと漠然と思ったことによります。
まあ、読み終わったらまた読後感などを書くと思います。