年の暮れになると、人形町通りと甘酒横丁の交差点のところに、竹篭屋がでる。
話を聞いてみると、岩手の人のようだ。いろいろ雑誌にも取り上げられているらしい。今年で4つ目だけど、毎年大きくなる。恒例になっているので、今年も当然新しいのをということで開に行った。
今年は30日に行ったので、結構売れてしまった後だった。その中で見つけたのが、これ。
これだけの竹篭を編める人はもういないそうです。竹自体も10年以上前のものを使い、皮をはぎ、いい色が出てきています。
なんとか大臣賞を取ったとかで、それなりの一品であるとのことでした。確かに、表面は非常に滑らかで独特の光沢があり、素手で触っても、とげが刺さるとか、皮膚が傷つくことはありません。
ちょっと値段ははりましたが、一晩たって部屋の中で見てみると、「やはりいいねえ」ということになり、今年もいいものを購入できたと思います。