仕事上のコミュニケーションを取る道具として電子メールはどの程度根付いてきているのであろうか。
僕の回りを見回してみると、電子メールをうまく使いこなせない人、メーリングリストをうまく使えない人、あるいはメーリングリストを使う意味やその位置づけを分かってない人が結構いる。
たとえばチームで仕事をするときはメーリングリストの使い方一つで情報の共有量は格段に増える。各人がお互いの状況や抱えている課題を共有することで、そのチームから出されるアウトプットの量は1人分+1人分=2人分ではなく1人分+1人分>2人分となる可能性が高まる。
また全員で情報を共有していれば何かあったときに対応するリダンダンシーも高まることは想像に難くない。
仕事上のコミュニケーションで、メールやメーリングリストを使いこなすことによって自分の仕事の効率化を考えることはこれからの社会人には必須だろう。
逆に言えば、メール等が使いこなせない社会人はそれだけで自分を試せる範囲を狭めている可能性があることを考える必要がある。