東京にアルバイトに来始めた頃、アルバイト先の人に連れてきてもらったのが最初だった。最近食べられなくなったレバ刺し、その時初めて食べたのだが、レバーの味がいつもの味とまったく違い、甘くて美味しいのでびっくりしたのを今も思い出す。
その時連れてきてくれた人が言っていたのが、「ここのお肉は焼いているやつも刺身で食べられるほど新鮮なんだ。だから美味しいんだよ」ってことだった。
今回久しぶりに来て、味わったわけだけど、その時の言葉が浮かんできたよ。いろいろもつ焼きのお店知っているけど、自分はやはりここが一番かなと。
土曜日は、昔から知っている人がお店に出ていたというのもあるかもしれない。
さて、走った後ということでもあり、まずは小瓶で喉を潤して、美味しい煮込みからいただきます。
注文は、「浅いとこ」・・・まだあまり煮込まれてないところを適当に出してくれます。この日は3本。手前が寄せ刺し、いろいろなお肉が刺さっていて味にバラエティがあります。真ん中がふわ・・・肺ですね。一番奥がシロ、小腸です。よく煮てあるのも美味しいけど、この浅い奴がモツの味を味わえて美味しいんです。
煮込みを食べて、ビールをグィっと飲むと、小瓶なんであっという間に終わります。次の飲み物はここでの主役・・・キンミヤ、純度100%のキンキンに冷えた一杯です。梅シロップを一滴だけ垂らしてもらいますが、ほとんど生で飲む感じですね。
煮込みの次は、決まってます。刺し・・・レバ刺しがないのは寂しい。この日は3本・・・まずはセンマイ・・・ネギ醤油でいただきます。ここではネギ醤油。これが一番。歯ごたえ、シャキシャキで鮮度抜群・・・パクリと一口でどうぞ。
あとは、コブクロと赤み。コブクロは味噌が合います。柔らかくて美味しいですね。赤みは塩、これも口の中でゆっくり噛みしめると肉の味がじわっと口の中に広がります。グッジョブって感じ。
ここからは焼き物。まずは左上の赤身。刺しでも食べましたが、これはある意味、このお店の顔ですから、焼きでも食べます。そして下に映るのはレバーのネギ醤油やき。これも美味しいんです。
次はスナックエンドウを豚のバラ肉で巻いた一品と、ピートロって言われているやつかな・・・何食べたか忘れた。これらの二品は比較的新しいメニュー・・・自分が最も通っていた90年代にはなかったですね*1。
これは軟骨のタレ。本当は軽く焼いたやつがタレは美味しいんだけど、昨日は普通に焼いてもらっていただきましたよ。歯応えたまんねえ!
こちらは同じ軟骨でも塩味ですね。こちらはじっくり遠火の強火で焼いてもらって食べるのが美味しいです。
そしてこの日の最後がやはり骨系の一本・・・たたきです。先日お邪魔した浜松町の秋田屋さんのたたきとは違いますね。こちらのたたきは顎あたりの骨だったかな、そのあたりの部位を使った一品です。これはハマると病みつきに。でも混んでる時は一本しか食べさせてくれません。
以上、この日の30キロ峠走のご褒美でした。
ごちそうさまでした*2。