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日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

2009年度の反省と2010年度の課題

2009年度を振り返ってみる。

2009度、ICTやマクロ経済についていくつかプロジェクトをやってきて、今更ながら考えるのは、自分たちの報告内容は真にクライアントの立場に立ってまとめられているのだろうかという点だ。すごい初歩の初歩の問だが。

それを実践するためには、クライアントの問題意識を常に把握し、その視点から分析のポイントを探しかつ深掘りする必要がある。そこが十分であったかという点が反省点のひとつ。振り返ってみると、この点については、われわれが日ごろ持っている問題意識の中での視点の提示だけにとどまっていたのではないか。

またクライアントの問題意識を的確に把握しているとしても、読ませる、あるいは読みたいと思わせる文章なり資料の作りになっていたかという点については、そこももっと意識する必要があったのではないか。

これは文章の書きっぷり、資料の作りっぷりもあるが、分析の深さもあるだろう。そしてその両者は密接に関係していて、読みたいと思うような資料を形として作り上げる技術に加え、よく考え、練られた分析であることが読ませる文章・資料を作成する必要条件ではないのか。

一回こっきりの報告であるならば、資料の作りあるいはプレゼン方法である程度はごまかせても、定期報告ものは分析の浅さはいづれは馬脚が現れることになる。振り返ってみると確かにそういうプロジェクトがあったと認めざるを得ない。我々の報告は、結果として、現状のデータやステークホルダーの見方を取りまとめていただけではないのか、その解釈も表面的な分析にとどまっていたのではないか。

クライアントはその程度の分析ならばすぐにマスターしてしまうだろう。結果、当初は問い合わせが来ていたことも来なくなり、そのプロジェクト自体が縮小され、他のプロジェクトに包含されることになることも十分想定される。中にはすでにそのようなプロジェクトもあるかもしれない。

このようなことを起こさないためには、クライアントの問題意識を常に把握するとともに、自分たちに関しては?資料作成やプレゼンの能力と?経済学などの専門知識そして?市場や業界の動向に関する知識を常に研ぎ澄ましている必要がある。

新年度はこれをクライアントとの交流の活性化、3つの能力をバランス良く向上させていくかが課題。つまり初心に帰りましょうということだ。

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