日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

ICT経済かんたん解説(2010年1-3月期の状況)約15分間

ICTの変化は激しい。特に95年のWindows95の発売、それと前後して始まった携帯電話の爆発的な普及と技術革新とサービス革新。電気通信市場の自由化、電電公社の民営化が行われた当時、今を予想した人がどれだけいただろうか。

自分の日ごろの生活、仕事を振り返ってみれば、ICTの製品・サービスの存在感は日々高まってきている。そのような状況を見たとき、日本のマクロ経済においてICTに関する経済活動はどのようになっているのだろうか、どのようなポジションなのだろうかと考える人々がいた。

しかしそれを確認しようとすると、ICTの製品・サービスに関する公的統計は各種統計の中にばらばらに存在しており、それを継続的かつマクロ経済活動と整合的に把握するためには統計の整備から始めなければならなかった。

以上のような問題意識に立って、公的統計からICTに関連する部分を抜き出し、マクロ経済学(あるいは景気分析と言った方がいいか)のフレームで整理したものがICT経済関連指標だ。

その指標を中心に用い、変化の激しいICTを経済活動の供給面と需要面から整理したのが、情報通信総合研究所が四半期に一度報告しているICT経済報告だ。そのレポートは現在こちらで無料で公開されている。(ちなみに今回の報道発表資料はこちら。)

今回新たな試みとして、今注目を浴びているUstreamを使い、映像での解説を試みた次第。その映像がこちら。Ustream上ではこちらになる。

紙ベースでは忙しくてなかなか読めない方にも15分間というちょっとコーヒーブレイクという時間を利用して、報道発表の内容が分かるように解説したもの。今回が初めての試みなので、自分で出演しながら反省点もいろいろある。今回はまずは始めるということで、お気づきの点などあったら、ご一報いただければありがたいと思います。

UstreamではLive映像が特徴だ。そこで今回も5月28日の報道発表当日にLive映像を流そうかという話も出たが、さすがに一回目からそれは無理ということで、今回は、Ustreamでいうところのrecorded liveとして映像を流すことにした。

今後も続けていく予定。

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