日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

面白い:通信事業者のCM

2007年夏に流れる通信事業者のCM(あるいはCF)・・・結構、面白いです。

例えば、NTT東日本のBフレッツのCM・・・テレビくんが「つまらない」と不貞寝しています。これ、NTT東日本のHPを見ると、香取君が相手をしてくれないから不貞寝しているのだそうですが、この解説しらないで見ていると、いかにも今のテレビ番組が面白くなく、TV放送を見てくれなくて、テレビくんが暇で不貞腐れているように見えます。

お笑いコンテンツばっかが目立つテレビ業界に対する通信業界のからの戦線布告ではないかと思っちゃいました。

次はソフトバンク・モバイルのCM。何ヶ月か前、携帯電話の加入でソフトバンクを選ばない女子高生が仲間はずれになるようなことを暗示するCMが流れ、消費者としてちょっとひきましたが、しかしある意味、今の高校生の一側面を妙なリアリティを持って描いていて、ある意味、興味深く見させていただきました。

最近面白いのは白戸家CM

白戸家の人々が繰り広げるケータイ電話をめぐる日々の一こまをCMにしていますが、例えば、犬のお父さんと樋口さん演ずる母親が夫婦喧嘩して、家の中でケータイ使って会話するというこちらもブラックユーモア系のCMです。しかもその中でホワイトプランの説明を的確にしているし。

夫婦喧嘩のときもケータイ電話を使え・・・あらゆるコミュニケーションにケータイを使え、そして使う時はホワイトプランホワイトプランソフトバンク!と暗示をかけているのではないかと思っちゃうような内容です。

えげつなし、否、抜け目なし孫正義^^

それからケータイといえば、ドコモ。

ドコモのCM

正直言ってドコモ2.0って意味が分かりません。何いいたいのか?・・・ハチャメチャやってるだけのように見えます。そういえば、HP見ても、コンセプトとか無いような?

何を表現しようとしているのでしょうか・・・コンセプトがうまく伝わらないということは彼らにも悩みがあるということでしょう。MNP以降、純増数もパットせず、新しい戦略も明確に打ち出せず、今、自分を見失っているのではないかと心配してしまいます。ドニーチョを出した時のようなドコモにはもう会えないのでしょうか。もう少し注目してみましょう。

・・・という感じで、今、通信事業者のCM、各事業者の事情や通信業界の裏を考えながら観ると面白いです。

そう言えば、au/KDDICMはあまりそういう曲がった見方できないですかね・・・ある意味、優等生CMですか・・・つまんない^^

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