今日、面白い話を聞いた。簡単に言ってしまえば以下のとおり。
Web2.0でロングテールビジネスが注目された。確かにアマゾンのような成功事例もある。しかしロングテールはどこにでもあるものではないのではないか。
米国は世界から移民が集まる文字通り合衆国だから、さまざまなマイノリティが生活している。また国土が広いから?政治など社会制度も分権的だ。
だから米国にはいろいろなニーズがあるわけで、それだけロングテールは長くなる。
一方、日本は人口は大都市圏に集中し、その傾向が最近顕著になりつつある。また国土も狭く、社会制度も地域差はそれほど大きくない。
ネットが普及することにより、距離の壁は乗り越えられるが、人のニーズの多様性までは変えられない。そうすると、1.2億という人口があるものの、ロングテールは意外と短いという指摘には思わずうなずいていしまう。