日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

目的と手段の選択:見誤っていないか?

現状を考える・・・問題山積。

いろいろ将来のことを考える・・・やはり問題山積。

それを解決する方法もいろいろあろう。僕が思い描いているのは、その内のたった一つでしかない。

ビジネスドメインの修正とそれにあった組織作りが一つ。もう一つは人材の確保とその最適配置。

小さい組織でもそれなりのローマを作ることは大変なことだ。まさしくローマは一日にして成らずだ。

そう現状や将来を見誤っていないか・・・いつもこの一点で悩む。まずちゃんとローマをどのようにするかというビジョンを持っているかというところが非常に不安なのだ。そしてローマを作り上げるための手段もこれでいいのだろうかと。

しかし、今年が限界だと思う。やるのならば来年だ。しかも第一四半期にあらかた済ませてしまう必要がある。だから今年度の第4四半期にやれるところまでやっておきたいところだけど、現状では難しい。しかし最低限、要所要所を説得する必要はある。

恐らくこのブログを読んでいる人は薄々気がついているかもしれないが、その内容はかなり過激な内容を含んでいると思う・・・といっても、従来からあるルールに従い、その中で組織の力を蓄えて行ける体制にしていきましょうというものだから、そんなにとっぴょうしもないことをやろうとしているわけではない・・・とも思っている。

けれど、これを実行することは、例外措置に慣れてしまった組織にはこれほどの苦痛はないだろう。例外措置がなぜ出てきてしまったか?それは組織の中の一部分だけで最適化しようとしたからだ。

今のわれわれが理解しなければいけないのは、自分らの回りだけの部分最適化の寄せ集めが組織全体の最適化とはならないということだ。そう「合成の誤謬」というやつである。要するに全体のバランスを欠いているのであって、今の組織はその典型例だ。

どの手段を取るにしろ、来年中にはあらかたローマを作り上げなければならない。そうしないと未来はないから。