日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

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善光寺御開帳2015:前立本尊を参拝しました

今、善光寺で7年に1度の御開帳が行われている*1
今回、開催中だったこともあり、6年前に引き続き行ってきた。
前回は参拝時間ギリギリに行ったので近くの駐車場まで車で行ったが、今回は善光寺周辺の交通渋滞を考え、新幹線で長野駅へ・・・改札を出て善光寺口から出るとこの垂れ幕が迎えてくれる。
駅周辺もかなりに賑わいだ…直通バスも出ているが、1.8キロを歩いて行った。

駅前から参道を歩いていくが、善光寺に近づくにつれて徐々に参拝者が増えていく・・・沿道には各種催しも行われて賑やかだ・・・老若男女・・・というよりはやはり年輩の方が多いか・・・参道を一路、善光寺へ向かう。
最後の交差点を渡ってさらに進むといよいよという感じになってくる。

写真の山門だったかを最後にくぐると、回向柱が目の前にドドーンとあらわれる。
その前に回向柱に触れるための長蛇の列が参道にできていたのは言うまでもない。

上の写真は善光寺側から参道を振り返って撮った一枚・・・人、人、人って感じがお分かり頂けると思う。回向柱に触るだけでも1時間以上並ぶ*2

われわれは、前立本尊を見ることにしたので回向柱には触れずに境内の中に進む・・・とはいうものの、回向柱、でかいですね。

入場料500円を払い、本堂への行列にならぶ・・・これがまた長蛇の列だった*3。前立本尊に参拝するまで100分は優に超える時間がかかる。
しかし、下記の引用のように今回の主役は前立本尊さんだ。
前立本尊に参拝しなければ・・・という思いで、並ぶの嫌いだけど、我慢して並んだ。

善光寺最大の盛儀として有名な数え年で7年に一度の「善光寺御開帳」は、秘仏である御本尊の御身代わり「前立本尊」
を本堂にお迎えし、約2ヶ月にわたって行う壮麗な行事です。

前立本尊を間近で拝むためには、内陣参拝をしなければいけないのだが、これが長蛇の列だったのだ・・・お昼前後だったので一番混んでいた時間帯だったかもしれない。
これは本当に長い行列だった・・・今の時期に御開帳を実施するのも分かろうというもの・・・真夏や真冬にこれやったら救急車が何台あっても足らないだろう。
そして前立本尊を無事参拝して、次は、お戒壇めぐり・・・これは真っ暗な地下の回廊?を進み、御本尊様の真下に懸かる「極楽のお錠前」に触れると極楽浄土に行けるというもの。
これは本当に真っ暗な中を進むのでなかなかスリリングでした・・・無事、お錠前にふれて外に出たときはなぜかホッとしました。一番暗いところでは、本当に真っ暗になる・・・前後が何も見えないので、並んでいる前の人にあたりながらそろりそろりと進む。短い時間だったけど、あの真っ暗な中を歩く体験はなんとも言えないものだった。
これで御開帳のわれわれの行事は終了・・・朝、10時23分に軽井沢駅を出て、11時4分に長野駅に着、お戒壇めぐりが終わったのは午後3時ぐらいだったでしょうか。
日頃それなりに走っているとはいえ、歩行距離は5〜6キロぐらいだったでしょうか・・・これだけの時間、走らずに立ちっぱなしだとかなり疲れました。
また数えで7年後、2021年に前立本尊に参拝に来ようと思います(次回は回向柱かな)。

*1:正確には数えで7年に1度開催される。前回は2009年だった。

*2:前回、閉門時間間際に行ったのだったが、ここまで長蛇の列はなかったようだが、整理のおじさんに1時間は並ぶと言われて、自分は回向柱にタッチするのをあきらめた。そのことは前回のブログ記事に詳細に書き留めてあった。

*3:この行列で、地元水天宮さんの大安戌の日の行列を思い出したのは言うまでもない。