さて、火曜日から木曜日に延期してもらった報告会も一昨日無事終わりました。
今後、3月の最終報告に向けていろいろ課題は出されましたが、その一つ一つについて解答を出すためにベストを尽くしていくということでしょう。
ポイントはアンケート調査になります。新年早々の調査票の作成が重要でしょう。
設計はほとんど出来ているので、後は細かい部分(設問の抜け、聞き方の工夫)が残っています。
しかし、今回のプロジェクトを通して感じたのは、分析フレームの異なる人間同士のコミュニケーションの難しさですね。
お互い自分たちのフレームで話しているので相手が自分と異なる分析フレームで話している場合、どのように理解してもらうのがいいのかは、一工夫も二工夫も必要だなと思いました。
解決するには、われわれが柔軟性を持つということになるのでしょう。そのためには計量分析を専門とする人間は、マーケティングの基本的な分析フレームは最低限頭に入れておくべきだということです。
最新のものである必要はないのです。基本的な分析フレームを頭にいれ、それを使って報告書をくみ上げてやると、報告を受ける側も理解しやすくなると考えています。
こういう困難を越えることによって、われわれの分析能力はいろいろな意味で高まっていくわけですから、前向きに取り組むことが大切だと思います。