昨年だったか、徳島市に拠点ができたとき、昼だけ蕎麦屋の存在を知った。夜は、ととめしやという創作和食と地酒が美味しい居酒屋で、そちらはすでに行ったことがあった。
ところが、そもそも行きたかった昼だけ蕎麦やはなかなかタイミングが合わず、今回まで行けずじまい。この時も開いているかどうか分からない中、行ってみたら開いていたので、開店と同時に入店。
入って左側のカウンターの奥めに座り、シンプルなメニューを見る。すだちぶっかけか天ざるか迷ったが、ちょっと豪華に天ざるにした。
暖かいそば茶を飲みながら待つことしばし・・・かやくごはんが少々遅れるとのことだったが、それはそれで待つことにした。
運ばれてきたのが、まずはこちらの天ざるだ。蕎麦つゆがお銚子に入れられてきたのにはちょっとびっくりしたが、あとはオーソドックスな天ざるだ。美味しそう。
蕎麦は手打ちで、細めの二八蕎麦。オーソドックスな日本そば・・・量も一人前としては普通の盛りか。これなら大盛でも良かったなと思いながらいただいた。
蕎麦つゆは、鰹出汁でどちらかというと上品な味。江戸の蕎麦つゆのように辛くなく、辛めや濃いめのつゆに慣れている人には少し物足りないかもしれない。自分には十分美味しかった。
天ぷらは揚げたて熱々が運ばれてくる。野菜が3点、魚介が2点だったと思う。サクッと美味しい天ぷらだった。
遅れて出てきたかやくごはん。遅れると言われてどのくらい遅れるのかちょっとびびったが、そばを食べ終わる前に出てきたので、問題はなかった。ごはん自体は薄味で塩昆布の塩味がちょうどよく美味しく食べられた。かやくはなんだったのだろうか・・・鯛だったのか?
店内は12時前から席が埋まり始める感じで、昼も流行っているのだろうことが想像され、念願の昼だけ蕎麦やにいけて、満足のお昼だった。
次回は、肉そばに温泉たまごか、すだちのぶっかけを食べてみたい。
ごちそうさまでした。