蛎殻町にあった鮨処雅が移転しました。移転といっても行った先は同じ蛎殻町の中、水天宮の裏側(大通りの反対側)、ロイヤルパークホテルから出てきてまっすぐ来たところになります。行けばすぐわかります。お店自体は以前より広くなっているので、その点が大きく違いますか。なので、ベビーカーを使っている人も安心して食事できるのではないかと思います。早速、お昼と夜にお邪魔してきました。
まずは夜ですが、夜の営業は予約があったときのみになるそうです。予約しなくても、他の予約が入っていて席に余裕があれば入れます。なので行くときは電話で確認したほうがいいですね。また、料理やお鮨の内容は今までと同じですが、諸物価が上がっている影響で以前より若干お値段上がっています。
まず席について、ビールを注文して、そのあとは順番に料理が出てくるのを待つという座ってしまえば、これまでとまったく変わりません。ご主人とのいろいろな会話を楽しみながら、出てくる料理をつまみ、そしてお酒をいただく。これまでと同じ雅がそこにはあります。
コースは、先付け、お刺身、焼き物、小鉢などが出てきます。お鮨の途中でお椀もあります。これまでと一緒。違うのは、そのコースに3種類あることですが、ネタの仕入れの関係でできるものとできないものとある場合もあるみたいです。
にぎりもこれまでと同じ。天然物のネタが食べごろを見計らって調理され、順番に出てきます。金目のこぶ締め、中トロ、ヒラメ、イカ、コハダ、北寄貝、穴子、いくらと雲丹の小丼、車エビ、それに玉子のにぎりやかんぴょう巻きで最後になります。
さて個別メニューのご紹介。まずはこの日の刺身の盛り合わせ。マグロ赤身、中トロ、鯛(皮付き)、北寄貝、白身魚2種類でした。出汁で調整している醤油、擦りおろしたての本わさびの香りと辛みで食べると刺身の美味さがより引き立ちます。
にぎりで美味しかったのは、小肌のにぎり。この酢での〆加減が自分にはピッタリです。そして小肌の身の張り具合、食べたときの触感がパリって感じでいい。是非味わってほしい一品です。
そして今の時期しか食べられない生のいくらの醤油漬け。いくら一粒ずつのプツプツ感が何とも言えず、かつ、甘みと塩味が絶妙です。そこにウニの旨味が合わさったこの小丼はユニバースな宇宙に浮かぶようです。
以上がこの日の夜のメニューです。
移転前もそうでしたが、当然、お昼もやってます。お昼はばらちらしが中心。写真がそれです。美味しい刺身をふんだんにつかった美味しいバラチラシ。美味しいのはもちろん、量も十分。大満足のお昼のひと時になるでしょう。おすすめです。
蛎殻町の中で少しだけ移動した鮨処雅さんの最近の夜とお昼の内容をご紹介しました。
ベビーカーを使っている人も安心して食事できますので、水天宮にお参りの際は、是非、お立ち寄りください。
ごちそうさまでした。
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