今回の徳島行は、大阪経由だった。新大阪近くの酒屋さんで年末年始のお酒を仕入れたわけだが、ちょうどお昼時だったこともあり、それならあたり屋でお昼食べていこうということで、寄らせてもらった。
お昼時なのでも並ぶことを覚悟して行ったがタイミングが良かったらしく、すんなりカウンターに通された。店内は、ほどよい空間があり、ゆったりとした雰囲気で落ち着いて食べられるのがいい。それとお店のスタッフのみなさんの丁寧な対応をいい感じだ。
着席して、メニューを見る。何を食べるか・・・オーソドックスにもりやかけを食べてもいいが、こちらでは季節の蕎麦を頼むことが多い。今回も、坂越(さこし)かきを使った牡蠣そばがあったので、それを注文。しばらく待って供されたのがこちら。プリプリの牡蠣が美味しそう。
蕎麦つゆは関西風の出汁風味。これが牡蠣の味を引き立てる。牡蠣はプリプリ感があって見ているだけで美味しそう・・・で、牡蠣にすぐにはいかず、まずは汁をいただく。ゆず風味でいい感じだ。優しい味。
牡蠣の他には、南蛮、お麩、大根おろしがトッピングしてある。お麩が汁を吸っていい感じだ。大根おろしも全体の味を丸くしてくれる。そして南蛮・・・冬の暖かいそばにはこれが必須だな(自分の場合)。
ゆずの風味がついている蕎麦つゆ、それに絡めながら手繰る蕎麦。美味しいんだよねえ。毎度ながらいいお店だと思う。
蕎麦を手繰り、汁を飲み、蕎麦を手繰り、牡蠣を食べ、汁を啜っていたら、下の方から新たな牡蠣が出てきた。これにはびっくりしたよ@@! 予期してなかったからね。おおーっ!て感じ・・・美味しい牡蠣がこんなに入ってるとは!
食べているうちに身体も温まってきて、大阪までの500キロのドライブを忘れさせてくれる。新たな活力みなぎり、残りの道中もしゃきっと運転できるだろうことは想像に難くない。
あたり屋、いつ行っても、何食べてもあたり!って感じ。美味しいお蕎麦をご馳走様でした。
また寄らせてもらいます。