日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

ワークライフバランスからワークインライフへというけれど・・・

少し前まで、ワークライフバランスと言っていたと思ったが、最近は、ワークインライフなんだとか。ワークインライフがどういう考え方なのかは以下の記事を参照。

blog.timecrowd.net

要するに、自分の人生の中の一部として仕事を捉え、自分の一生を実現するための手段として位置付けるというものとのこと*1

 

あくまでも自分の人生が主役で、仕事はそれを実現するための手段という位置付け。そんなの今までもそうだ・・・と言われそうだが、どう考えればいいのだろうか。

An environment where you can work at any time... something you want to use to increase the freedom of your own life.

いつでも仕事のできる環境・・・自分の生活の自由度を高めるために使いたいもの

おそらく、自分の人生をどう考えるかが大切になってくるということかと。実は、どういう人生を送るかというのは、自分はほとんど考えていなかったのが実際のところではないかと改めて振り返ってみて思う。

 

これまでのサラリーマン人生のイメージは、いい会社に入社して、順調に出世して、給料も年功で上がっていって、適当なタイミングで結婚して、家庭を持つ一方、自分たちの住む家を手に入れるというような主に経済面を重視した描き方をしていた、しかも漠然とそう考えていた・・・少なくとも自分はそんな感じだった。何という適当な生き様だろうか(苦笑

 

ワークインライフは、そうではなくて、もっと広く「学び」、「趣味」、「友人」、「家族」、「コミュニティ」そして「健康」など、自分の人生、生活の具体的な項目について広く考え、設計し、それを達成するために仕事を位置付けるというもののようだ。この歳になって今更という感じもするが、平均的に見てもあと22年はこの世に生存する可能性がある中*2で、その22年間をどう生きていくか、何をするかを考えるのは大切だと今更ながら気付かされたのでした。

 

さて、どうしましょうか。

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*1:実は自分は、ワークインライフと聴いた時、ライフを人生ではなく、日々の生活ぐらいに理解していた。そうすると調査や研究を仕事とする自分の場合、仕事と生活の関係は明確に分かれているものではなく、両者が渾然一体となっていて、今も今までもワークインライフを実践していたという理解になり、世間さまは今更何をいうのかと思ったのだった。まったくの見当違いだった事になる・・・お恥ずかしい^^;

*2:

www.mhlw.go.jp