呑んだ後ついつい食べたくなるのが、麺類。その中でも日本蕎麦・・・最近は八重洲で飲むことが比較的あるが、その時、寄らせてもらったのが、今回のよもだそばだ。
こちらの蕎麦屋、ただの蕎麦屋ではない。まずこだわりがすごい。以下の通り。
そしてこだわりの結びがいい・・・「これからも細かい所を一つ一つ改善して参りますので、よろしくお願いいたします。」ときたもんだ。これだけのこだわりだ・・・贔屓にしまっせ!って感じ。
今回、寄らせてもらったのは、木曜日の夜。緊急事態宣言前だったのだが、それなりに街は賑わっていた。当然、店内もそれなりに賑わっていた。自分がその日の八重洲に行ったのも宣言前の飲み納めだった。
さて、よもだそばでのひとときだが、券売機の前で何を食べようかしばらく悩んだ・・・どうしても悩むが、結果ピッっと押したのは、天玉そばだった。それも特大というやつ。しばらく待って出てきたのがこちらだ。
巨大な玉ねぎの天ぷらに生卵が自家製麺の上にトッピングされている。めんつゆはすこしぬるめだった。もう少し熱々で食べたかったが、オフィス街の立喰蕎麦、客の回転が勝負ということを考えれば致し方ないところか。
早速、食べ始めたわけだが、最初は儀式のように生卵を麺の下に隠し、温める。この生卵は最後にいただく。最初はやはり蕎麦つゆからいただく。天然出汁なので、変な甘ったるさがない。スッキリいているのがいい。
そして蕎麦だ。見た目は黒味が強い。美味しい蕎麦だ。蕎麦つゆと一緒に手繰る。そして巨大な天ぷらを食べる。天ぷらの甘味と蕎麦と汁の旨味が口の中で渾然一体となって、胃袋の中に落ちていく。美味しいひとときだ。
あっという間に食べてしまった。今度来たときは本格和風インドカレーをいただきたいものだ。
ごちそうさまでした。