緊急事態宣言が発出される前日の土曜日、まさか明日からそうなるとは思わなかった。今回、ギリギリでこられて良かったと。
メンバーはいつものメンバー。小林夫妻と我ら四人組。密にならないように六人がけのテーブルに案内してもらい、美味しいお酒、つまみ、そばを談笑しながら堪能させていただきました。
さて、お酒と料理のご紹介。まずはお酒から。いつもは我々の到着が遅いことが多いのだが、今回は珍しく我々が早く、待ちきれずエビスビールをお願いする。グビっと乾いたのどにビールの潤いがとても美味しい。
メンバーも徐々に揃い始め、本格的に飲むことに。この日はワインを中心にいただいた。
右上の白ワインは岡山のマスカットだ。これは美味しかった。ジャパニーズ・ワイン、日々、進歩してるぞ。これからも注目だ。続いて白ワインをもう一本のみ、3本目が赤ワインだった。どれもGood!
これに合わせたつまみは以下の通り。塩辛は最初にビールのつまみで出してもらったもの。
自分らだけだとほとんど頼まない焼きのり。シンプルで美味しい。それから鶏肉と茗荷の梅肉和えはつまみとして絶品だった。
板わさは、一人前としては十分すぎる量、そして美味しい。わさび漬けで食べるのだが、自分はどうしてもわさび醤油にしてしまうw
揚げ物と焼物はこんな感じだ。白エビのかき揚げ、稚鮎はこの季節ならではの一品。かき揚げのサクッと感、稚鮎のほろ苦さ、これだけでも美味しいがワインがさらに進む。
そして焼き味噌が良かった。これは日本酒が飲みたくなったよ。
とどめは穴子だ。サクッとした揚げ具合に、熱々ホクホクの食感。月並みの言葉だが、美味しい。
蕎麦屋でのひと時だから、当然、〆は蕎麦だ。最初はもりそばかなと考えていたが、ふと目をあげると壁に本日のそばというメニューがあり、そこに「たぬきそば(冷・温)」とあるではないか。決まった。冷たいたぬき蕎麦をぶっかけでいただくことにした。
そして出てきたのがこちら。おっ!通常のたぬきではない!天ぷら蕎麦といってもいいのではないかというぐらい立派なかき揚げが載っている。それと細切り玉子焼きに岩のりか。これは美味い。
さらに写真には映ってないが、そばがいい。太さは普通だが、歯応えがいい。そして蕎麦つゆが独特。甘くてとろっている。これは美味いじゃないか!美味い美味いとあっという間に食べてしまった。蕎麦湯も当然いただいた。最初に蕎麦食ってからワインとつまみにすれば良かったと思ったことは内緒だ。
そしてやはり日本酒も飲みたいということでお薦めの醍醐のしずくをいただく。これ、自然酒ということで、グッとくる味、風味だ。これはまたいい。絶対またくると思った。
12時過ぎから閉店まで、蕎麦屋の昼酒を存分に堪能させてもらった。いやぁ〜、絶対再訪して、今度は先に蕎麦食ってから、酒とつまみにしようと思う。
美味しいお酒、つまみ、おそば、ごちそうさまでした。