野反湖に行った帰り、本日の2つ目の目的である六合 野のやさんに寄る。11時からの開店ということで、ほぼ11時ごろに到着も、まだ暖簾が出ておらず、もしかしたら休み?と少々心配になるも、勇気を持って引き戸を開け、中に声をかけるともう少しお待ちくださいとのこと。
それから5分も待たなかったと思うが、暖簾がかけられ、無事、中に通され、奥のテーブル席に陣取る。COVID-19予防でテーブルには一人ないし1組しか座らないようになっている模様。自分が座った席は8人の長テーブル、そこに結局、一人客が自分ともう一人とで座ることになった。
頼んだのは、この時期であることもあり、きのこ三昧そば。そして六合に来たら是非食べたい舞茸の天ぷら。迷わず頼み、待つことしばし。その頃にはほぼ店内は満席(と言ってもCOVID-19前の感覚だと5割の入り具合)だ。
そして出てきたのがこちら。出てきた瞬間、すごい!と思った。どこがすごいってまず目がいったのが舞茸天ぷらの大きいこと。これで1人前だ。自分は塩味で食べたが、存分に味わえる。次にびっくりしたのが、きのこがふんだんに入ったつけ汁。そして蕎麦も普通盛りだが、結構な量がある。
その蕎麦がこちら。この蕎麦は、「標高1100mの高原で育てた「六合産」のそば粉を100%使用し野反湖の源流水で丁寧に、のどごしの良い二八そばを手打ち」(HPより)で作り上げたもの。麺は細い。それがたっぷりと盛られている。嬉しいね。ゆっくりきのこのつけ汁につけて食べた。
そのきのこたっぷりのつけ汁。これがまた美味しいのだが、量が量なのでこれだけでお腹いっぱいになるのではないかと思ったほど。実際、最後まで蕎麦湯とともに飲み干すとかなりの量になり、満足感倍増。
きのこがふんだんに入っているのでこれがなんとも美味しい。六合に来たからには存分に食べていってくれって感じだ。つけ汁の味も独特のものを感じる。甘めだが、少しスパイシーな感じがしたのは気のせいだったのだろうか。
そして舞茸の天ぷら。この舞茸、こちらのお店の自家製だ。HPによると、元は舞茸を栽培するのが本業だったらしい。その地元産の舞茸は地元で流通するのみだったので、これをさらに多くの人に食べてもらいたいということで自分で蕎麦屋を始め、舞茸天ぷらを味わってもらうことにしたとのこと。
この他にも、レジの周りには地元産の野菜などが売られており、花豆もいい感じの大きさのものが売っていり。当然、舞茸も売っていたり、生蕎麦も買えたりと思わず買って帰りたくなる。
もう一つ、これは直接そばや舞茸とは関係ないが、壁に貼り付けられた黄色い手書きのメッセージ。これ、Spatrailで、スタートからゴールまで1キロごとに鏑木さんと松本さんがメッセージを書いてくれるのだが、それの1枚だ。「この上りを越えれば完走が見えます。心を集中させて頑張ろう。鏑木毅」と書いてある。この上りとはどこの坂のことを言っているのだろう。
そういえば、SpatrailのYoutube動画を見ていると、たまに地元のお蕎麦屋さんのご主人がトレイルランナーとして出てきていたが、それがこのお店のご主人なのかと思い出した。これは、ちょいちょい寄らせてもらわないとw
毎年1回はこの前を通過していたはずだが、今回まで気づかなかった。六合村に美味しい蕎麦屋を発見した。お昼のみの営業のようで、今回の混み具合からもかなり人気店なのだということが分かる。
次回は来春になるかもしれないが、是非また来たいお蕎麦屋さんだ。
ごちそうさまでした。