平日お昼によく伺う、松竹庵さん。定番メニューは、もりそばから始まり、たぬきセイロ、たぬき蕎麦、カツ丼、親子丼、鳥冷やしセイロ、最近はとり天そばなど、いろいろある。そこに季節のソーメンが入って週に1度は大概伺うお店だ。
その松竹庵さんで、徳島名産のすだちを使ったすだち蕎麦がメニューに加わった。すだちそばというと、あの酸味から真夏の暑い時期に食べるイメージがあるが、この秋になり新しくメニューに加わった模様。
おそらく露地物のすだちを利用したものあろうと思う。すだちは今の時期が収穫の時期で、徳島県に行けば、露地物のすだちが安くどこででも手に入る・・・というより、庭のある家庭であればすだちの木が一本はあるのではなないかと思う。
東京でもこの季節になると、さんまを食べるが、それに添えられていることが最近は多くなった。少しずつ知名度を上げているといったところか。
このすだちそば、当然ながら冷たい。冷たいぶっかけそばにすだちの酸味が良い加減で口の中に広がり、さっぱり食べられる。
ぶっかけなので、そばもよくしまっていて美味しい。松竹庵さんのすだちの切り方は少し厚めだが、もう少し薄いとよりおいしくなるだろう。これだと少し皮の苦みが強く出過ぎて気になる人は食べづらいのではないかと思う。
これからの季節で、秋晴れの気持ち良い日などのお昼にはさくっと食べたいメニューだ。ちなみにうどんもあるので、次回はうどんで食べてみようと思う。
多分、季節限定のすだちそば(うどん)を皆さんもご賞味あれ。
ごちそうさまでした。