約3年前にこういう記事を書いているが、これにさらに拍車がかかっている。TVの視聴時間は日々減り続けていて、代わりに、ラジオ(主にFM)、YouTube、そしてNetflixやAmazon Primeとメディアの多様化を反映した形だ。
パソコンが計算機からブログなどの記事を作成閲覧する端末になり、それがさらに映像端末として役割を変化させてきている。
その背景には、当然、スマホやタブレットがあり、radikoやYoutubeなどのアプリやサービスが提供されるようになったことが大きい。ここにこれからは、eSportsなどが加わってくることを考えると、さらに映像メディアは多様化して、TV放送は衰退していく可能性が高い。電波利用を考えないといけない未来がそこに迫っている。
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一方、テレビ受像機というか、ディスプレイはこれからもより高精細、高機能な端末として需要が着実にあるような気がする。ディスプレイに関わる部材や完成品を作っているメーカーはいろいろ可能性があるのではないだろうか。
自分もいろいろ変わった。何が変わったって、パーソナル・デジタルトランスフォーメーション(PDX)とでもいえばいいのか、今までも使っていた視聴機器がデジタル化されて行ったということだ。
身近なところから行くと、上の引用記事にもかいてあるが、radikoでラジオを聴き始めたことが大きい。それをさらに促進したのが、骨伝導ワイヤレスイヤホン。これを購入したのがほぼ1年前。これでランニング中も音楽やラジオ放送を聴けるようになった*1。
さらに、部屋の視聴機器のデジタル化も進むことになる。Apple Home Podの購入だ。これを購入したことで、宅内のラジオ視聴や音楽視聴は、ほとんどスマホ経由で聴くようになった。部屋の片隅に置かれているステレオラジオカセットが寂しそう・・・。
残るは、テレビをこのネットに繋ぐことだが、それも今年中には・・・と考えている。
映像面ではテレビはまだネットにはなっていないが、iPad Proでの視聴が増えたというところ。
最初は、所有していたDVDをダビングして視聴すること。ルパン三世の最初のテレビシリーズやカリオストロの城、映画のMatrixシリーズや麻雀アニメのアカギ、そして攻殻機動隊に、志ん朝さんの落語という具合だ。
そして決定的だったのが、攻殻機動隊SAC2045がNetflixの独占放送だったことか。どうしても見たくて、契約したのは言うまでもない。これでテレビ放送からの離脱がさらに進むことになる。
今振り返ると、この頃に一気にPDXが進んだのだなと改めて気づくのだが、NewsPicksを契約したのもこの頃ではなかったか。落合陽一氏のWeekly OCHIAIを見るために契約した。そうしたら他のものも見るようになっていた。
そしてYoutube。ネットの動画配信サービスとしては、昔から使っていたし、ちょっとした動画を自分でアップしたりもしていたが、Youtuberを意識して動画のアップを考えたのはつい最近になってから。コンテンツをどうするかでいまだに悩んでいるが、いろいろ少しずつ貯めて行こうと考えている。
こんな感じで、テレビ視聴の時間は他のメデイアやサービスに置き換えられ、テレビ放送を見る時間は少なくなっている。そのテレビ端末はまだネットに接続されておらず、端末自体も時代遅れの位置づけになりつつあるが、これはネットにつなげると大きく利用が変わると思うが、テレビ放送はどうなるのだろうか・・・という点はこれから数年間の関心事の一つか。
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デジタル機器の発展・普及で行動が大きく変わってきているのは、これだけではない。今回のCOVID-19が大きなきっかけであったとは言え、働き方への影響もかなりのものだ。これについてはまた機会があればまとめてみたい。私自身は、職住近接ということもあり、在宅勤務はほとんどしていないが、それでもPDXの影響は仕事にも大きく出てきている。(続く)
*1:当然、それまではイヤホンで音楽聴きながら走るのは危険なのでしていなかった。