日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

亀の井酒造(山形県)くどき上手 純米大吟醸 亀の尾30 生詰:フルーティな味わい、スーッと胃の腑に落ちていく

最近、地酒を中心に飲むようになってから1番の贅沢なお酒。亀の井酒造さんのくどき上手なんだが、これはこれで有名だが、さらに、酒米として亀の尾を使い、精米歩合が30%、つまり7割は磨かれ、本当の芯の部分だけで醸造された日本酒。

yamagata-sake.or.jp

 

人形町の野沢酒店さんで購入したのだが、さすがに買うときは迷った。値段が値段だからね。いつも購入する地酒の倍とは言わないがかなり高いお値段だった。冷蔵庫の前で悩むことしばし、最後の決めては某茄子が出た後だったということ。こういう時じゃないと買えないよな・・・と自分で自分の背中を押してしまい、購入w

くどき上手 純米大吟醸 亀の尾30

くどき上手 純米大吟醸 亀の尾30

飲む前から美味しいのは分かっている。大吟醸だから味わいもそういう味だよなということで分かる。せっかくの高い酒なのに飲む前にある程度、味が予想できるというのはどうなのか?と思わないでもない。しかし、それでもこの美味しさは特別だった。

酒米 亀の尾 使用 精米歩合30% 大吟醸

酒米亀の尾を使用。精米歩合30%の大吟醸

 

くどき上手の日本酒に口説かれたって感じか。まずは酒屋さんの冷蔵庫に並べられているその姿に口説かれ、そして自宅に持ち帰ってしみじみとみて惚れ込み、純米大吟醸や生詰という言葉に心が躍り、ラベルの女性に江戸時代にタイムスリップする。

純米大吟醸 くどき上手 亀の尾30 生詰め

純米大吟醸 くどき上手 亀の尾30 生詰め

思い出してみても、これほどの酒は、お酒を飲むようになって40年近く、初めてかもしれない。大事に飲まないといけないな・・・と思いながら栓を開け、香りを確かめる。吟醸酒の香りがする。そして口に含む、スーッと入る。やばい酒だ。

ラベル 度数 若干お高め 17度未満

度数も若干お高め17度未満

キッチンドリンカーではないので、台所での飲みは一口だけにして、早々にテーブルに移る。つまみはオーソドックスなつまみだったと思うが、ここまで美味しいお酒だと、つまみはいいから、酒だけをゆっくり嗜みたい気持ち。

 

静かに杯を傾け、口に含み、ゆっくり舌の上で転がし、香り、味など美味しさを堪能する。悔しいけど、美味しくて、スイスイ喉の奥に流れ落ちていく。これだとあっという間に一升が開いてしまうのは明らか・・・それほど美味しいお酒だ。

白い猪口 波佐見焼 飲むのがいい

白い猪口(波佐見焼)で飲むのがいい

実際、1週間持たなかった。正確には別に少しとってはあるのだが、それでも一升開けるのが早すぎる・・・こういうお酒を飲むと次にどういう日本酒を飲めばいいのか・・・と迷わないでもないが、そこは酒どころ日本w

次も美味しいお酒をいただく予定だ。

 

にほんブログ村 グルメブログへ
にほんブログ村