日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

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嘉美心酒造(岡山)冬の月 純米吟醸生酒 無濾過生原酒:作り手の思いが篭る美味しく、濃厚な味わい

今回は、野沢酒店さんで購入のこちら。GW中に楽しむお酒として岡山の地酒、嘉美心酒造さんのブランド冬の月を購入。

 

いつも酒屋さんの地酒が並べられた冷蔵庫の前では悩みます。どれにしようかな・・・これか?こっちか?今回はこっちにしようなどと。今回もそうでした。結構、迷いましたね。そして決めてはこの札に書いてあった「満20周年特別企画!」*1の文字。20年間も大切に作り続けられている銘柄なのかということで購入。

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嘉美心酒造さんのHPを覗いてみると、蔵人、作り手の思いが詰まっている。読ませるHPだ。

kamikokoro.co.jp

岡山県浅口市の小さい酒蔵ということだが、地図で調べてみると、もう広島県に近い、瀬戸内海に面した土地。岡山といえば、岡山マラソンを2018年11月に走っているが、その岡山市からはだいぶ離れているので、自分にとっては未知の土地。

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HPを見ると、この冬の月はまだ無濾過生原酒がそれほど一般的ではなかった頃、2000年に初めて醸したとのこと。

とれたての新米をふんだんに使い、嘉美心独自の仕込み方により米の本来持っている「旨味」を最大限に引き出しました。またもろみに極力、圧力を加えない搾り方の採用により米の持つ「柔らかさ」をそのまま「旨味」として伝えることができました。

冬の月のページには他にも蔵人の思いが綴られていて、日本酒を作る上での考えを知ることができる。

その究極が、「お客様の口に入るまでが酒造り」という考えのもと、作られているのが嘉美心酒造さんのお酒達ということだ。

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さて、今回、購入した冬の月、早速いただいたわけだが、無濾過生原酒の特徴そのままに濃厚な味わいが口の中に広がる。純米吟醸ということで飲み口もいいし、旨味もたっぷり味わえる。

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色は少し黄金色がかっているだろうか・・・香りはフルーティ、飲む前から美味しさが容易に想像できてしまうと言ったら言い過ぎか。

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お米だけで作られた、蔵人の思い入れたっぷりの清酒・・・このGWに堪能させていただきます。

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そしてまた次回も今回以上の美味しいお酒をお願いします。

 

*1:この特別企画自体はすでに締め切りになっていた。