ピノノワールをいろいろ飲み始めたのはいつ頃からだろうか。ピノノワール種というワインを知ったのは、もう10年以上前になる。池袋北口の小さなワイン屋さんで、フランス・ラングドック地方のピノを飲ませてもらったのが最初ではないだろうか。
その後もたまに飲むようになったけど、昔はどちらかというとヘビーなカベルネソービニヨンを好んで飲んでいた。それからいろいろなワインを嗜むようになったのだが、神戸のジェロボアムさんのワインでいろいろ勉強させてもらった・・・が、特別ワインに詳しくなったわけではない。せいぜい覚えている葡萄の種類が多くなったぐらいだ・・・シラーとかテンプラニーニョとか・・・とすぐには出てこない・・・こんな程度。
その覚えている種類が少ない中にピノノワールが入っていた。自分の中では、しかも南仏ラングドック地方のピノがいいというのが記憶に焼き付いている。ラベルも覚えてないし、醸造家の名前も覚えておらず、多分、前記の池袋のワイン屋さんで飲んだか、ジェロボアムさんで購入したワインにそれがあったのだと思う。
・・・というきっかけになるような思い出はあったのだが、なぜこの数年、これほどまでピノノワールに執着して飲み続けているのかは自分でも今となっては分からないと思っていたが、書いている今、思い出した。六本木の小田島さんだ。その時の記事がこれ。
あの時、ご主人や奥様から米国オレゴン州の国際ピノ・ノワール・セレブレーションでの話を聞いてからだ。
その時の経緯も書いてあった。
そういうことかと思い出したところで、久しぶりに小田島さんに行きたいなと思ったり・・・それはそれとして、今回、どのくらいのピノを飲んでいるのだろうかと思い、最近の新しい方から写真が残っているピノを載せてみた。
この3枚の写真がそうなのだが、中にはピノではないワインやそもそもワインでない写真も混ざっているのはご愛敬。
大概は、エミさんが購入したり、近所の成城石井さんやピーコックさんで購入するのだが、安いのから高いのまでいろいろだ。美味しいというか、自分の口に合うのはいろいろでその時の体調もあろうし、必ずしも値段の高いものを美味しいと感じるわけではない。
このほかにも、各所のワインバーや、近所では富士屋本店日本橋浜町さんでもピノはよく飲むのでもっと多くのピノ・ノワールを飲んでいるw
最近思うのはピノ・ノワールというとミディアムボディでどちらかというと軽めのイメージがあるのだが、その中でも味のしっかりしているものや、軽めのもの、酸味の強さ、渋みはあまり感じたことはないかな・・・いろいろな味があるのだということ。それに気づくと、ピノ・ノワールに拘って飲むのもこれはこれでよいなと改めて思ったり。
味の多彩さに気づき始めた今、今しばらくピノ・ノワールを飲み続けてみようかと思う。