いつもは、年1回、嬬恋高原のキャベツマラソンの受付の日に来ることが恒例になっている。今年もその際よらせてもらった。食べたのはもちろん冷やしたぬき蕎麦。
その時の記事がこちら。
今回は、頼んであったとうもろこしを受け取りに来るときに近くまで来たので寄らせてもらった。この日は2時前でやはりもうすぐ閉店の時間であったが、店内にはまだ何組かの先客がいて、お蕎麦を食べていた。
テーブル席が満席で、カウンターに座る。そして店内の張り出してあるおすすめの蕎麦を見る・・・やはりオーソドックスなメニューだ。当然、目に留まるのは、冷やしたぬきという文字。念の為、定番メニューにも目を通し、やはりこれだ!と冷やしたぬき蕎麦を大盛りでオーダーする。
しばらくして出てきたのがこちら。いつもながら見た目からして美味しそうだ。大きめの器に大盛りの蕎麦、そこに冷たい蕎麦つゆがかけてあり、多めの天かす、その上に大根おろしとわさび、そして刻み葱に刻み海苔。完璧だ。
どうです、この手打ちそばの感じ。手打ちだけど細くきれいに切ってある。なかなかきれいな蕎麦だ。これを最初は天かすなどを混ぜずにつゆに絡めながら食べる。いい感じの歯ごたえ、つゆとの塩梅もいい。満足。
そして、大根おろし、わさびを蕎麦つゆに解き、さらに刻み葱と刻み海苔を混ぜる。蕎麦とつゆ、そして薬味が十分混ざるように箸で麺を返す。
いい感じで全体が渾然一体となった姿がこちら。天かすの味、刻み海苔、刻みねぎ、そして大根おろしとわさび、それぞれの味が口の中に広がる。蕎麦が美味い。歯ごたえがいい。いい感じの硬さ、そしてその硬さにあった太さ・・・無心に食べる。
食べ終わるのが勿体無いと思いながら食べる。そして、蕎麦湯。いつもは食べ終わった後の残りの蕎麦つゆに合わせて飲むことが多いが、この時は蕎麦を食べながら別にある蕎麦猪口に蕎麦つゆを注いで飲んだ。冷やしたぬきの複雑な味を、蕎麦湯でリセットして、そしてまた冷やしたぬきを食べる。
満足の瞬間だ。蕎麦湯も美味しい。
大盛りなので結構な量があるのだが、食べ終わるのはあっという間だ。
自分が食べ終わる頃は他のお客さんもあらかた店を後にした後だった。
美味しい蕎麦、これまでは年1回が恒例だったが、これからは機会があれば都度寄らせてもらおうと思う。
美味しかったです。
ごちそうさまでした。
√