日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

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初夏の食材:シンコ(新子)とシンイカ(新烏賊)・・・これを食べると夏!

東京では6月中旬からシンコの季節になる。

 

シンコ(新子)・・・コノシロの幼魚、出世前のコハダ・・・この6月中旬から8月下旬(もう少しかな)まで食べられる。

そしてその後(1ヶ月から1ヶ月半遅れ)に続くのがシンイカ(新烏賊)・・・墨烏賊の子供・・・貴重さで言ったらこちらの方が上かも。

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今年もこの季節がやってきた。まずはシンコの季節。先日、日本橋の某百貨店の食品売り場にちょうどこのくらいのシンコが売っていた。1パック4枚(4尾)入で2000円弱・・・目玉が飛び出るというのはこのことだ*1

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今年のシンコは美味しかった。これから5枚付、3枚付が出回り、値段がグッと下がる。こうなると我々でも食べられるようになる。そして夏がそろそろ終わる頃には2枚付になる。

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極小のシンコはシンコで風情があり、枚数が増えるにつれてコハダ本来の美味しさに近づいていく。何枚付が美味しいかというのはその人の好みだから、通ぶってXX枚づけが美味いなどと言ってもねえ・・・どうぞって感じ。

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そしてシンイカ。これで1杯だ。日々成長するのでこのシンイカが食べられるのは本当に期間限定。柔らかくて美味しい。何貫も食べたいけどこれもそうたくさん食べるものではない。皆さんでシェアしましょうって感じ。

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今年もこの季節・・・新子に新烏賊、美味しくいただきました。

シンイカの頃は梅雨明けしていることが多いのだが、今年はまだ梅雨だ。来週あたりは明けるかな?

ごちそうさまでした*2

 

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*1:写真のシンコ、8枚から9枚付、つまりシンコだけで4000円から5000円の原価・・・原価ですからね。これ2貫食べたらそれだけで・・・実際、寿司屋さんはそこまでのお金は取らない。日頃来てくれる常連さんへの感謝の気持ちを込めて握るそうだ。だから一見さんが行っても決して出してくれない。食べたかったら自分の贔屓のお寿司屋さんを作って通いましょう。もしかしたら出てくるかもね。ちなみにこの大きさのシンコを扱う店は都内でもそう何軒もないということを付け加えておきます。

*2:今回の場所は内緒です。食べたかったら、お寿司屋さんに通ってください。ネットで調べていきなり行っても十中八九食べさせてもらえない。繰り返しますけど、まずは常連にならないとね。