毎年恒例、CEATEC JAPANが、10月16日から19日まで幕張メッセで開催された。
幕張メッセのあの会場に大手から中小企業、ベンチャーまで多くの企業が次世代の製品、技術を競って展示している。説明もしてくれて色々刺激を受けること間違いなしだ。
今回は1時間ほどの時間しかなかったので駆け足だったが、それだけでも十分だった。
NEDO、NICT、TESLA、TOYOTA、KDDI、SHARP、NTTグループ、Preferred Networks、KOMATSUなどを見てきた。
Tesla、電気自動車で世界をリードするが、まあ色々騒がしいところもあるが、今回、初めて電気自動車の実物を見た。そして運転席を見てびっくり@@!液晶パネルのようなものが大小2つあるのだが、その他はほぼ計器類と思えるものはなかった。運転席はなんだかんだ言って色々スイッチ類があるものだが、それがほとんど見当たらなかった。電気自動車はそういうものかと思いながら、自動運転の世界はさらに何もない運転席になるのではないかと想像するのでした。
次は、Preferred Networks。こちらのベンチャーは日本を代表する1社だ。今回は、「現在開発中のパーソナルロボットシステムの技術デモとして「全自動お片付けロボットシステム」を初公開」していた。
自分が行った時は、ロボット君が動いていなかったようだが、多くの人の注目を集めていた。これからも注目の企業だろう。
そして今回、最もびっくりした1つ、KDDIのブース。
このARだったかの映像は迫力があった。鈴鹿のF1コースの映像だったと思うが、自分は数メートル後ろから見ていたが、それでも十分その映像のすごさを感じることができた。これはすごいと思ったね。
そしてもう1つ。これが一番、本当に一番びっくりした@@!
8Kテレビの映像だったのだが、初めて見た。最初、見ていて何か違和感があり、「?」って感じだったんだけど、その違和感が立体感だと分かってびっくり!!
3Dテレビが一時出てきた時、4Kや8Kテレビならそのままで奥行きが感じられ、3Dテレビはいらなくなるというのを聞いたことがあったが、まさしくそれを体験させてもらった。いや、すごかったね。綺麗だった。いくらで販売されるか注目だが、できたらこの映像で東京オリンピックを見たいと思った。
シャープ、他のメーカには是非頑張ってもらいたいものだ。
そして次がKOMATSUの遠隔操作。会場と8キロ離れた工事現場を有線、無線で結び遠隔操作で大きな重機を動かすものだった。
そしてNTTグループ。ちょっと地味だったかもしれないが、デジタルトランスフォーメーションを推進して行くその展望など、いろいろな技術を展示していた。
50分ほどでざっくり見たが、それでも今回は刺激を受けた。やはり8K映像の凄さとARの迫力、これは目立ったこともあり、強烈な印象を自分の頭の中に残してくれた。
帰り、電車に揺られながら、ふと思ったのは、こういうのを中学生、高校生に見せてあげたらいいのではないかというものだった。大学生は団体割引があるらしいが、それと同じように中高生が見る機会を作ってあげて欲しいと思う。
今、会場に来ているのは、企業の人たちが大部分で大学生はごく一部だろうか。そういう人が見るのもいいが、もっとこれから将来を考えなくてはいけない、中学生、高校生にこういう最先端の技術や製品を見せてあげたいと思ったのは自分だけだろうか。
受験勉強も必要だが、こういうところを自分の目で見ることによって、自分のやりたいことを自然と考えるような機会を中高生に与えてやると、自分の将来を自分で考えるきっかけになるのではないかと思った。
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