何年振りだろうか・・・以前に一度行ったことがあったが、場所がイマイチよく分からず・・・行く機会を逃していた。先日、お昼時に人形町の一丁目を歩いていて、ふと思い出した・・・そう言えば、天音さんはこのあたりのはず・・・で、ちょっと探してたどり着いた。
- ジャンル:天ぷら
- 住所: 中央区日本橋蛎殻町1-13-2
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- (写真提供:small-beautiful-field)
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お昼時だったが、席は程よく空いている。ごま油の香りがする中、食事が出て来るのをゆっくりと待てるぐらいの人の入り具合。
頼んだのは、天丼の中。座ったのはテーブルだったが、そこからすぐ向こうで天ぷらを揚げているのが見える。天ぷらを揚げる音、お腹をくすぐる。
しばらくして、お茶と漬物が運ばられて来る。ここからしばらくが・・・結構長く感じた。
それなりに待ったのち、出て来たのがこちら。蓋の下にどのような世界が広がっているのか、楽しみ。
蓋を取るとこうなる。かき揚げ、海老、アスパラ、キス・・・美味しそうに揚がっている。天つゆ?丼つゆ?もやはり下町だね、濃いめです。ごま油の強い味にはこのくらいの濃い汁が合うのだろう。
すぐには天丼にはいかない。まずはお味噌汁をいただく。ホッとする瞬間であると同時に、これから天丼をいただくという態勢を整える瞬間でもある。
そして、いただく。今夏は海老から行かせていただきました。その後、タネを横によけながらご飯をいただく。汁がいい感じで絡まり美味しい。
アップにするとこんな感じ。美味しい。かき揚げには予想以上に色々なネタが入っていたような気がする。海老もプリッとしていて美味しい。キスもいい感じ。久しぶりの味に浸りながら天ぷらとご飯を交互に口に運び、味を楽しむ。その間に味噌汁。お昼ご飯の幸せな一瞬だ。
しかし、こういう至福の時間はそう長くは続かない。あっという間に食べ終わり、祭りの後のように空になった器が目の前に静かに置かれているのが目に入る。ああ、美味しかったと実感する瞬間でもある。
いやあ、ずーっと来たいと思いながら何年も来られなかった天音さん。満足させていただきました。
普段はあまり載せないけど、今日はお品書き載せます。おねだんもちょっとお高め・・・でも、それだけの美味しさはあると思います。
ごちそうさまでした。