先日、縁あってミシュラン2つ星のお店の一つ、Restaurant Ryuzuさんで食事をする機会があった。六本木のちょっと入ったところの地下にあり、六本木の喧騒とは違う空間にそのお店はあった。階段をゆっくり降りると看板があり、我々をこちらへと招き入れてくれる。正直ちょっと緊張するw
久しぶりのフレンチ、しかもミシュランに選ばれているお店ということもあり、期待は高まる。
店内は活気があり、スタッフの動きも生き生きしている。こういうところからすでに料理の美味しさは始まっているのだなと改めて感じさせてくれる店の雰囲気。
今回、飲み物の写真はないが、当然、料理に合わせて、スパークリングワイン、白ワイン、赤ワイン、そして最後にコーヒーと一通りいただいた。自分はワインはそれほど詳しくないが、どれも出色のワインということで同席した人たちは絶賛していた。
今日は、故あって、通常のコース料理とは異なる特別コース。いろいろな料理を楽しめたことはいうまでもない。それぞれの料理名がきちんとお伝えできない記憶力のなさなのだが、写真を見てご想像いただければと思う。
まず最初はこれ。小さい一口サイズのアミューズブッシュ?あるいは前菜と言えばいいのか。これから始まると思うとワクワクする。
続いてはスープ。トウモロコシのスープだった。小さい器に上品に入れられたスープ。素材の味がしっかりして美味しかった。少しずつ口の中で味わいながらいただいたが、もっといただきたかったというのが正直なところ。
そしてパン。リューズさんはこのパンが有名とのこと。美味しいからといってパンを食べると最後の方の料理を食べるのが苦しくなりますよとのことだったので、控えながら味わう。表面のカリカリ感がクッキーのような食感。中はふんわりで確かに美味しい。お腹の頃合いを考えながら少しずついただいた。
こちらはサラダ。左側のソース?が何だったか・・・これを合わせながらいただいたが、これまた美味。
次はフォアグラの一品。美味しい・・・という言葉しか出てこない。ナイフで一口サイズに切り、ゆっくり口に運ぶ・・・口の中で広がるフォアグラの濃厚な味わい・・・満足。ソースもパンですくって綺麗にいただきました。
こちらは椎茸を使った一品。これと前のフォアグラのセレクトが今回唯一我々が選択できた料理。あとは全てお任せだった。この椎茸の一品も美味しかった。
そして本日の魚料理は、鮎。出てきた時、頭がない!と思ったけど、しっかりソースの出汁として使われているとのことでした。鮎の内臓の苦味を生かした一品。贅沢の極み。
そして肉料理はサーロイン。程よい大きさのサーロインが程よい焼き加減で供される。サーロインのあの味が口の中に広がっていくのは何度食べてもいいものだ。付け合わせの野菜も美味しい。
そしてデザート。もう何も言いますまい。贅沢な空間と時間・・・その中でいただく美味しい料理たち。
コーヒーを飲むことで終わりが近いことを改めて惜しむって感じ。
締めはプチフール。
ゆったりした空間の中でいただく美味しい料理の数々、贅沢なひと時をありがとうございました。ごちそうさまでした。是非再訪したいと思います。
写真はあかりが背後からだったのでスマホの影が写っているがそこはご容赦を。