浜松町大門方面に用事があって行くと、午後4時過ぎであれば、大概はよってくるお気に入りのお店のひとつだ。初めて行ったのは学生の頃だからかれこれ30年前ぐらい。
その頃からメニューも味も変わらないと思っていつもいただいていたが、今回は少々違った。
いつものようにレモンハイに煮込みから始める。
この日の焼き物は、軟骨、テッポー、かしらの3種類を一本ずついただいた。昔なら2本ずついただいたが、今は一本ずつ。この日はおまかせでタレでいただく。お任せだとほとんどたれかな?
そして秋田屋といえば名物のたたき、お店の人はだんごと呼んでいる時もある。つくねというと違うと意思表示される。
自分の記憶にあるたたきは、ふわっと包むように串に巻いてあってそれが絶妙の火加減で焼かれて出てくる。口に含んだ時は表面は崩れない程度に焼かれ、中は柔らかくなっていて、それがなんとも美味しい。
先日、行ったらその感触が全くなかった。硬く巻いてあり、しっかり火が通っている。味もどちらかというとパサって感じ。今までのたたきとは全く別物になっていた。
ここまで美味しさの特徴をなくしてしまうとは?何かあったのか?と思わず考えてしまった。昨今のナマ食への逆風からやはりたたきも火をよく通すようにしょうとなったのだろうか。非常に残念な変貌だった。
そういえば、最近は焼き物が出てくる時間が昔に比べて長くかかるように感じる。少し待たせすぎじゃね?って感じ。どうしてかは分からないが、たたきの味が落ちたことといい、焼き物が出てくるのが遅いのといい、味とサービスがガタ落ちって感じ。
あまりネガティブなことは書きたくないけど、今回はちょっと書かせてもらいました。この記事が自分の勘違いであることを祈って。